2015/02/06

Amazonの三徳包丁をスペックだけでオススメする試み

我が家には包丁が3本あって、三徳とペティと、あと凍ったものを切ったりする雑なやつ。

メインはGサカイの「空」という三徳包丁で、とても良く出来ていて満足しています。
すでにこの3本で必要十分なのですが、釣り竿やリールと一緒で、買わないまでも気になって使ってみたいという包丁はたくさんあります。

そこでAmazonの包丁を眺めて、スペックだけで自分にとって良い包丁かダメ包丁か好き勝手言って、良さそうなものをおすすめしてみます。(ちなみに「空」はAmazonで買えません)

価格帯は「空」と同じくらい大体8000円以下(送料を含)で行きます。
リンクは貼ってないのでコピペでググって下さい。
自分にあった包丁が見つかると料理が楽しいですよ。



・バランスが悪い☆
僕が買って失敗した例。
関孫六6000ST165mm三徳。
勧めない。
ハンドルが重すぎて、刃先が上を向く感じ。
包丁の重心は口金と刃の境目、もしくはもっと刃のほうがにあってもいいということを学びました。
刃渡り165mmで190gくらいだったかな。
こういうバランスの包丁があることが信じられない。
「空」は175mm、165g。
この辺りのスペックを基準にしていきます。
切れ味は、家庭では必要十分。



・デザインが素敵☆☆☆
Henckels HI Style Elite 三徳包丁 18cm ボルドー
なんですか、このオシャレっぷりは。
デザイン優先のメンタリティで使いたい。
刃渡り18㎝、重量138g、3500円。
軽いですね。
たぶん刃が薄いので人参や大根は少し苦労する感じがしますが、バランスがよくて疲れにくそう。
アマゾン評価も高い。
金属のズシッとした重さに惹かれる男性には物足りないと思うけれど、女性は軽いほうが使いやすいという声もよく聞きます。
どうせならペティナイフもコレで揃えたい。



・プロっぽい、値引き大きい、けどバランス大丈夫かな☆☆☆☆
上とおなじツヴェリングの包丁。
Zwilling ツインプロHB 三徳。
7100円
18㎝、189gということで、バランスは口金か、もしくはもう少し手元にあるかもしれない。
実際に手にとってバランスを見てからじゃないとちょっと不安がある。
14000円が7000円台になっているので、この値引率は魅力。
これくらいの価格のものになると、切れ味も、持った時のしっかり感も、全然違うと思う。
こういうプロっぽい見た目はやる気が出る。




・宇宙っぽい高級感☆☆☆☆
NASAではなく、これもツヴェリング。
ツインフィン マルチパーパスナイフ
18㎝160g、7600円

ツヴェリングはどれもオシャレで見ているだけで楽しい。
ハンドルが独特で、これもぜひ使ってみたい。
金属ハンドルは水を吸わなくて滑りやすいと思われがちだけど、みんなが使っている黒いハンドルだって樹脂だから一緒です。
樹脂は水を吸いません。
水を吸うのは和包丁の柄ですが、それはむしろ手入れが大変だから敬遠したい。
10000円→7000円台の割引。
という値段設定なので、多分家庭では必要十分のしっかり感があって、これもやる気が出ると思う。
あと、テレビでもこみちさんが使ってるらしい。



・軽すぎる、硬すぎる、気がする☆☆
京セラセラミックナイフ160
160mm、98g、3600円
上から軽く勢いをつけて、叩くようにトンッ、と切る人には明らかに軽すぎる。
でもゆっくり押し引きして切るような人には軽いほうが使いやすいみたいですね。

しなりがない、研ぎづらい、など長く使うには全く向いていないので、料理を趣味の一つとして捉えるような人にはおすすめしにくい。
ということで僕には全く必要ないけど、セラミックの独特なキレ具合は試してみたい。
あと、一般的なステンレスよりも長切れするはずなので、軽い包丁が好きならば、砥がずに使い捨て、という運用もありだと思うし、そういう運用であればおすすめできる。
あくまで料理と砥ぎを趣味とするならおすすめできないというだけのこと。
カラバリのなかで、黒だけ大きな割引が嬉しい3600円(定価6480円)




・有名☆☆☆
グローバル文化18㎝
18㎝180g、8600円
妻の実家で使っています。
ふつうに良い、という今どきのボキャブラリー的印象。
刃は何を使っているかわかりませんが、しっかり切れます。
こういう有名包丁はコメントも多く「思ったより切れない」とか「1ヶ月もしないうちに切れ味が悪くなった」など言われちゃいます。
思ったより切れなかったら思ったように切れるように研いでみて欲しいし、1ヶ月以上も切れ味が続く包丁なんてこの世にありません。
ちゃんと研げば産毛が剃れます。
ただ、割高な気もしますけど。




・刃の材質がいいけれど、妥協点も多い☆☆☆

関虎徹V金10号三徳
180mm150g、5200円
以前見て気になったときよりも値上がりしています。
刃がV金10号ということで切れ味、永切れは間違いないと思います。(他の包丁も間違いがあるわけじゃないですけど)
口金が一体型じゃないとか、刃が薄いとか、そういうところから、ちょっと安っぽいみたいです。
それでもハンドルの形も刃の長さも使いやすそうだなという印象。
あと2000~3000円高くて口金が一体型のほうがいいかな。
そのほうが見た目いいですからね。
安い価格でV金10号の切れ味が欲しい人へ。




・刃の材質はいいけれどバランス悪そう☆

藤次郎作DPコバルト合金鋼割込(口金付)三徳170mm
170mm195g、4400円
このシリーズのペティ使ってます。
切れ味がいいし、粘りもあります(もうちょっと薄くてしなって欲しいけど)
良い金属を使っているなと思います。
でもハンドルが重い。
りんごの皮むきなど刃先が上を向くことの多いペティではあまり気になりませんが、三徳包丁では使いにくいと思います。
Amazonのレビューにも、バランスが後ろにありすぎるというのがあります。
スペックからして、おそらく正しいレビューだと思います。
バランスの悪い包丁はどんなに切れ味が良くても使いたくありません。
切れ味に関しては高評価レビューが多いので、やはり金属はいいんだなと。
おしい。



・見た目に反して無難、トータルで☆☆☆☆

Tojiro-PRO DPコバルト合金鋼割込 三徳170mm
170mm150g、4960円
一つ上の包丁とハンドル違い。
ブレードは上と全く同じ。
ハンドルが軽くなった分だけバランスが先の方に移動。
わが家で使っているV金1号に比べても、切れ味に遜色ありません。
研ぎ味はやや滑りますが。
V金10号を使っているという話もありますがホントかどうかわかりません。
金属ハンドルに抵抗がなければ、値段も安いし、5000円以内で凄くキレるヤツが欲しいならコレがいいんじゃないでしょうか。




・インダストリアルデザイナー☆☆☆☆
柳 宗理 キッチンナイフ 18cm
18㎝170g、5500円
これも使いやすそうです。
デザインもいいし。
Tojiroのオールステンレスが170mmなのに対して、こちらは180gで重量もあるので、持った時のしっかり感、高級感があるはずです。
男ならこっちでしょうね。
10mmの違いは結構大きいです。
ただ、ブレードの材質がわからないので、もしかしたらTojiroに比べて永切れしないかも。
といってもそんなにめちゃくちゃな材質ではないと思いますけど。


Amazonで三徳包丁を検索して、出てきたものをスペックだけで並べてみましたが、5000円クラスなら下の2つ。
ヨーロピアンなデザインが良ければ7000円台のツヴェリング、といったところでしょうか。


それから砥ぎについて。
産毛が剃れるくらいの切れ味がほしければ、6000番台以上の砥石を用意して下さい。

 僕は貝印の3000番で研いでから、
KING砥石6000番で仕上げます。

最近は最期に新聞紙をなでて、少し残った返りを落としています。
これで産毛が剃れます。

どちらも2000円ちょっとの砥石です。

荒砥ぎ中砥ぎがないのは、ちょくちょく砥いでいるためと、貝印の3000番がけっこう荒いからです。

上で紹介した包丁であれば、上手に砥げたかどうかがそのまま切れ味の違いになるでしょう。
料理を趣味にする時、包丁研ぎも含めると楽しいと思います。



追記:最近は三河油石で砥いでます。

「天然砥石が来た。三河油石が来た。」
http://skylures.blogspot.jp/2016/11/blog-post.html

「三河油石の仕上げ、の始まり。全然終わらない。」
http://skylures.blogspot.jp/2016/11/blog-post_59.html

「三河油石の仕上げ完了。さっそくVG1を砥ぐ。」
http://skylures.blogspot.jp/2016/11/vg1.html


記事:包丁について調べたこと
http://skylures.blogspot.jp/2012/10/blog-post_28.html