Lightroom3とCanon DPPの比較

釣りに行けないせいで写真関係が続いてしまいます。

前回はLightroom3とNikon View NX2を比較しましたが、今回はCanonDPPとの比較になります。
全部レタッチせずにjpegにしています。

ちなみにPicasaにアップロードしているので画質が劣化しています。


Lightroom3です。


Canon DPPです。

一見同じようですが、タブで2枚開いて見ると全然違います。
Lightroomの方が明るいですね。

でも明るいかどうかなんてどうでいいこと。
ディテールが豊富であること、ダイナミックレンジが広いこと、これができていればどうにでもなります。



Lightroom3


Canon DPP

どちらもいいですね。
Lightroom3はやっぱり2に比べて格段に良くなってる。


ところで現像しただけでこれだけ色が違うのだから、ノーレタッチ主義というのはまったく意味のないコダワリになっちゃいますね。

キャノン機の撮って出しはキャノンの「誰か」が設定(タッチ)した写真であり、Nikonの撮って出しはニコンの「誰か」がタッチした写真を眺めていることになります。

撮って出しは客観的な世界基準といったものではなく、「誰か」のタッチあるいはレタッチ(アートフィルターとかね)です。

それは「美」に関して自分で考えたり、感じたり、追求するチャンスを逃しているみたいで勿体無いですよ。

ちなみにFlickrにアップするのとPicasaにアップするのでも写真に違いが出ます。


僕のレタッチ。
Lightroom3で。

5分の簡単レタッチだけど、僕はこっちの作品のほうが、キャノンの誰かがタッチした写真よりも遥かに美しいと思う。

写真は一枚一枚違うから、100枚あれば100通り以上のレタッチがあるべきだと思うんです。

コメント

  1. 無修正廚、無修正主義者に教えてやりたいですよわら

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  2. ノーレタッチ主義って極めて日本的だと思っていて、最近の原発の問題と重なってちょっと口調がキツ目になっちゃいます。

    その1枚と対峙して、いろいろ試して最終的にノーレタッチなら分かるんですけど、いきなりノーレタッチは盲目過ぎですよ。
    まあ、そういうスタイルを楽しんでいるんだとは思いますが。

    ノーレタッチということを言い訳にしないで、「自分はコレが美しいと思うんだ」と意思表示して欲しいです。
    この震災で変われなければ、日本人はもう絶対変われないです…と話がズレてしまうw

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