MACノンスティックシリーズ牛刀を砥いでみた。

先月購入したわけあり牛刀。

TSマダムが来ると思ってたらMACのテフロンの牛刀でした。


テフロンということで納豆巻き。

切りやすい。

2才児がひと口で食えるように切る必要があるのですが、納豆巻き間違いなく我が家の包丁のなかで一番切りやすいです。


1ヶ月間メインの包丁として使いました。

うちの包丁はみんなよく切れるので、巻き寿司みたいな特殊なもの以外は、もしかしたら違いを感じられないかもしれないと思いましたが、違いますね。

野菜を切っても、刺し身を切っても、鶏肉を切っても、まず刃の薄さからくる抜けの良さを感じます。

背厚2mm

ミソノの牛刀も薄いらしいのでこんな感じなのかな。


口金がないので見た目は安っぽく見えますが、違和感なくスッと使えています。

包丁のことを意識しないで対象物を切っていける感覚。

いい包丁だなと思います。



週3日、1ヶ月ほど使ってから砥ぎました。

荒砥なし、三河油石のみ。

使用時に感じるエッジのしっかりとした硬さのわりに、砥ぎやすいと思います。

VG10よりもサクサクした感じ。

荒砥するとまた印象が変わるかもしれませんが、これはいいですね。




コメント

  1. AUS8は安い素材ですが、非常に良く切れます。
    三河油石との相性も非常に高く、良い刃が付きます。
    錆にもそこそこ強いです。
    そしてテフロン加工の良い所は切った物が殆ど張り付かない事、
    これが440Cだったら張り付いてしまいまともに使えません。

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  2. テフロンいいですね。
    まさか3000円で買った口金のない牛刀がメインになるとは思わなかったです。
    まあ趣味なので気分でメインも入れ替わりますが、かなり気に入ってます。
    たしか4000STもaus8だったと思うのですが、それとは切れ味が違いますね。
    厚みの違いだけじゃない感じがします。

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    1. 4000ST(現行のべにふじ)もAUS8です。それ以外に青藤はAUS8の3層鋼です。
      切れ味を比較すると圧倒的に青藤の方が切れます。
      同じようにメーカーによって同じAUS8でも切れ味が全然違いますし、
      同じようにHRC58に焼いていても切れ味が違うんです。
      つまりは鍛造と焼き入れの組み合わせ、其処を最も極めているのが井之口刃物さんです。
      これは、AUS8の研究に於いてその最先端を走ってきた企業であるが故にノウハウを持っているからだと思います。
      AUS8、本当に不思議な金属です。もし、この先HRC65を越える事が出来たなら、
      日本に新たな産業革命を齎すでしょう?研究に期待です。

      PS:関の刃物祭りで仕入れてきたアジ切りを送りたいと思います。
      ただ包丁だけ送っても芸が無いので、外にも同梱出来る物を検討しています。
      まだ同梱出来る物が見つかっていませんが、見つかり次第送りたいと思います。
      因みに、アジ切りはSPG2を再現した超硬刃仕様。しかも1枚打ち、普通SPG2は、絶対に1枚打ちにしません、金属の単価が高すぎるのです。でもそれが出来る所がAUS8です。

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    2. 返信が遅れて申し訳ありません。
      半月以上経ってますが、まだ大丈夫でしたら、砥石を頂いたときと住所が変わっているので、ツイッターのほうで住所送ります。
      着払いでお願いします。
      何から何まで楽しませてもらってありがとうございます!

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    3. まだ同梱しようと思った物を拾いに行っておりません。
      新城翡翠の原石を拾ってこようかな?って考えています。
      ただ寒いんで春まで待とうかな?って所です。
      拾える場所はあるのですが、標高が高くて糞寒いのでもう少し暖かくなるまで行きたくないです。
      それとタイミングによっては熊注意の場所ですし……
      まぁ、砥石が取れる程の大きさのものは滅多に無いんで、勾玉が精一杯かな?って思います。
      それと加工する時は、通常の翡翠よりもかなり硬いです。
      通常の翡翠はモース硬度6.8~7.0ですが、新城翡翠は7.9前後有ります。
      硬さとしてはエメラルドに匹敵します。

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