また小刃をつけるようにしました。
ダイヤモンド砥石で小刃(赤線の部分)をつけて、三河油石で糸刃(緑のちょっとした部分)だけ。
これだけでめちゃくちゃ切れます。
小刃つけるのめんどくさいと思ってしばらく避けていましたが、やってみたらけっこうサクッと小刃をつけられるようになってました。
なんか上達しているみたいです笑
昔は力を込めて砥いでいましたが、最近はほんとにサクッと、それほど力を入れずに、しかも時間もかなり短縮されました。
やっぱり上達しているみたいです。
小刃をつけて意外だったのは、小刃をつけたほうが料理が楽なんですよね。
小刃の分だけ鈍角になっているので、たぶん食材への食いつきは落ちていると思うのですが、切っていてラクなんです。感覚的には前よりキレるような気がします。
鈍角になって切り離れがいい?
刃線が安定する?
理由はわかりませんが、感覚的にはよく切れます。
砥味という好みもあるので好きな砥石を使えばいいと思いますが、シャプトンのようなセラミック砥石で仕上げている人も、荒砥はこちらのほうがいいんじゃないでしょうか。
面の修正がいらないし、泥もほとんど出ないし(黒い砥ぎカスがでる)、研削力もセラミックより優秀だと思います。
荒砥の時間の短縮になります。
包丁の場合ダイヤモンドの粒子がある程度落ちたほうが砥ぎやすいです。
新品購入したら、三河油石の砥面修正につかって、ある程度粒子が落ちたら包丁に、の使い回しが効率的かなと。
月に2,3本砥ぐような使い方では、三河油石は数百年は持つので(減らなすぎて計算できない)、砥ぎのコストは3,4年に1回、SK11を買うだけで済んでいます。
三河油石の強度について計算した結果では、HRC65のハイス鋼の包丁を毎週3本研ぐとして、ずっと続けた場合、30切り厚さ30ミリの三河油石が完全に無くなるまでに、およそ4800年掛かるという計算結果が出ました。こんな物を売る事自体アホの極みですW
返信削除包丁の切れ味の良さは、小刃や糸刃の角度にあるのでは無く、
返信削除刃先の鋭さにあるのです。
糸刃の先の鋭さこそ切れ味の本質なのです。
>>包丁の切れ味の良さは、小刃や糸刃の角度にあるのでは無く、刃先の鋭さにある
返信削除なるほど。
エッジの形成ってことですよね。硬度がいくら高くても包丁の角度を一定に保てず、目に見えないレベルでもVがUになれば、鋭角だろうが鈍角だろうが切れなくなる。
砥ぎの技術に応じてもっと硬いのを砥いでみたくなる気持ちはちょっとわかりますが、僕はHRC58~59くらいで十分ですね。サッと刃がつくのが気持ちいいです。
>>4800年
放射性廃棄物みたいな時間軸(笑)