darktableでフジフィルムのRAW(.raf)を現像してみる。

 僕が使っている古いLightroom3には当然フジフィルムのRAWなんて扱えるわけがなく、6はすでに売ってなくて、かといって月額払いに行くほど金もないので、フリーのdarktableで現像してみました。


ubuntuのOSを使うこともあるので、その場合このソフトかRaw Therapeeしかないわけで、いい機会なのでdarktableに慣れていこうと思います。



darktableでraw→jpeg(8bit)


撮って出し

わかりますかね。

PCで見てる人はマウスのホイールをコリコリやれば2枚の写真を行ったり来たりできるのでわかりやすいかも。



現像で最初にやったのはレンズプロファイルの適用と調整。

いちおうレンズプロファイルが用意されているのですが、フジのjpegと全然違って、歪みが酷い。
オフにすると、それはもう同じカメラで撮ったものと思えないほど違う。

でも手動で調整すれば、格子状だったり直線出ない限りはあまり気にならないレベルまで補正できたと思います。


書き出し(エクスポート)はjpeg(8bit)。
下のフジフィルムのjpegはわかりません。

ファイルサイズは上のほうが大きく、フジの2倍くらいありました。

上の方がダイナミックも広いし、ボンネットの上のホコリなんかもきれいに写っている。

いちばん違うと感じたのは赤ですかね。
赤が多い被写体だと飽和しそう。
赤だけ彩度おとしてみたいけど、まだどうやるか調査中。

あとボンネットの黒。
これはフジのほうが印象に近い気がする。
 上はちょっと青すぎるような。

時間かけたらフジの黒まで持っていけるかな…いまのところどこをどういじればいいか検討ついてないです。


基本はフジのjpeg、ダイナミックレンジがほしいときはraw現像、っていう運用かな。






とりあえず歪みが直せたのが今日の収穫。

コメント

  1. 確か専用現像ソフトがフジフイルムのサイトにありませんでしたっけ?

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  2. 書き忘れましたがフジの癖としてグレー系の色が潰れやすいです。

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  3. >>専用現像ソフト

    SILKYPIXがベースのRAW FILE CONVERTERですね。

    10年くらい前から何度か使ってきたのですが、昔から現像に時間がかかり(感覚的にはLightroomの10倍くらい)、バージョンが変わっても相変わらずで、しかもフジやパナの専用と言われながらもカメラ現像と出てくる画が違うんですよ。

    何度も試して、そのたびにがっかりしてきました。

    それで僕の中では亡き者として扱っていましたが、フジのrawではまだ使ってないので試してみます。

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