三河油石の変化

いつものように三河油石で砥いでいると、ふと変化に気づきました。

シャリシャリの音が消え、包丁が砥面に吸い付くような感触に変わりました。

かと言って、滑って砥げないというわけではなく、手応えは変わらずしっかりしています。

 写真で見ると・・・あれ~よくわかりませんね(;´∀`)

どう変化したかというと、中央付近がテカテカになっています。
細かな傷はあるものの、磨いた墓石みたいに光沢が出ています。

その周辺は、ダイヤモンド砥石#1000でならした曇った感じが続いています。


包丁の方も、より鏡面に近づきました。
番手が上がることがあるそうです。

面白いですね。

料理の途中にサッと砥ぐのであれば、またダイヤモンド#1000で面直しした方が実用的だと思いますが、変化を楽しみたいので、しばらくコレで行きます。

砥面が凹んでいるわけでもないですし、研磨力が極端に落ちたというわけでもありません。
硬いのに優しいのは相変わらずです。


 この変化について酔仙さんに解説して頂きました。

http://cr123a5678b.blog.fc2.com/blog-entry-354.html

コメント

  1. この状態でやや強めに押付けるように研ぎますと、恐ろしいほど切れるようになります。
    お試し下さい。

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  2. 写真を拝見する限り#8000ぐらいまで上がってますね?

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  3. 因みに、私が普段仕事で使っている三河油石は#10000です。
    その為ガラス化しても全く手応えが変わりません。
    研げ方も変化しません。面直しをするのは凹んだ時だけです。

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  4. これまでキングの#6000までしか使ったことがなかったので、#8000は今まさに新体験っていうことになりますね(*´∀`*)

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  5. もう少し詳しいことを本日のブログに上げておきました。
    http://cr123a5678b.blog.fc2.com/blog-entry-359.html
    ご確認下さい。

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  6. 解説ありがとうございます。

    三河油石は硬い粒子と脆い粒子の組み合わせでできているイメージですが、砥面には脆い部分が全くなくなっています。
    砥ぎ始めのころはときどき脆い粒子が包丁と砥面の間に入って「ジャリ」っていってましたけど。

    今のところ砥面の番手が上がっても腕の方が上がっていないので切れ味は変わらず・・・ハハハ
    それでも#1000で面を直すよりは、このまま腕が上がる方を楽しみたいですね。

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  7. もう滑らずに研げているのだから、一つ上のステージに足が掛かってるんだけどな?
    この吸い付く感覚を大切にして、それを如何にコントロール出来るかが次の課題。
    その為の力の掛け方とバランスを体得できれば、切れ味は格段に上がる。

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