我が家には包丁が3本あって、三徳とペティと、あと凍ったものを切ったりする雑なやつ。
メインはGサカイの「空」という三徳包丁で、とても良く出来ていて満足しています。
すでにこの3本で必要十分なのですが、釣り竿やリールと一緒で、買わないまでも気になって使ってみたいという包丁はたくさんあります。
そこでAmazonの包丁を眺めて、スペックだけで自分にとって良い包丁かダメ包丁か好き勝手言って、良さそうなものをおすすめしてみます。(ちなみに「空」はAmazonで買えません)
価格帯は「空」と同じくらい大体8000円以下(送料を含)で行きます。
リンクは貼ってないのでコピペでググって下さい。
自分にあった包丁が見つかると料理が楽しいですよ。
・バランスが悪い☆
僕が買って失敗した例。
関孫六6000ST165mm三徳。
勧めない。
ハンドルが重すぎて、刃先が上を向く感じ。
包丁の重心は口金と刃の境目、もしくはもっと刃のほうがにあってもいいということを学びました。
刃渡り165mmで190gくらいだったかな。
こういうバランスの包丁があることが信じられない。
「空」は175mm、165g。
この辺りのスペックを基準にしていきます。
切れ味は、家庭では必要十分。
・デザインが素敵☆☆☆
Henckels HI Style Elite 三徳包丁 18cm ボルドー
なんですか、このオシャレっぷりは。
デザイン優先のメンタリティで使いたい。
刃渡り18㎝、重量138g、3500円。
軽いですね。
たぶん刃が薄いので人参や大根は少し苦労する感じがしますが、バランスがよくて疲れにくそう。
アマゾン評価も高い。
金属のズシッとした重さに惹かれる男性には物足りないと思うけれど、女性は軽いほうが使いやすいという声もよく聞きます。
どうせならペティナイフもコレで揃えたい。
・プロっぽい、値引き大きい、けどバランス大丈夫かな☆☆☆☆
上とおなじツヴェリングの包丁。
Zwilling ツインプロHB 三徳。
7100円
18㎝、189gということで、バランスは口金か、もしくはもう少し手元にあるかもしれない。
実際に手にとってバランスを見てからじゃないとちょっと不安がある。
14000円が7000円台になっているので、この値引率は魅力。
これくらいの価格のものになると、切れ味も、持った時のしっかり感も、全然違うと思う。
こういうプロっぽい見た目はやる気が出る。
・宇宙っぽい高級感☆☆☆☆
NASAではなく、これもツヴェリング。
ツインフィン マルチパーパスナイフ
18㎝160g、7600円
ツヴェリングはどれもオシャレで見ているだけで楽しい。
ハンドルが独特で、これもぜひ使ってみたい。
金属ハンドルは水を吸わなくて滑りやすいと思われがちだけど、みんなが使っている黒いハンドルだって樹脂だから一緒です。
樹脂は水を吸いません。
水を吸うのは和包丁の柄ですが、それはむしろ手入れが大変だから敬遠したい。
10000円→7000円台の割引。
という値段設定なので、多分家庭では必要十分のしっかり感があって、これもやる気が出ると思う。
あと、テレビでもこみちさんが使ってるらしい。
・軽すぎる、硬すぎる、気がする☆☆
京セラセラミックナイフ160
160mm、98g、3600円
上から軽く勢いをつけて、叩くようにトンッ、と切る人には明らかに軽すぎる。
でもゆっくり押し引きして切るような人には軽いほうが使いやすいみたいですね。
しなりがない、研ぎづらい、など長く使うには全く向いていないので、料理を趣味の一つとして捉えるような人にはおすすめしにくい。
ということで僕には全く必要ないけど、セラミックの独特なキレ具合は試してみたい。
あと、一般的なステンレスよりも長切れするはずなので、軽い包丁が好きならば、砥がずに使い捨て、という運用もありだと思うし、そういう運用であればおすすめできる。
あくまで料理と砥ぎを趣味とするならおすすめできないというだけのこと。
カラバリのなかで、黒だけ大きな割引が嬉しい3600円(定価6480円)
・有名☆☆☆
・刃の材質はいいけれどバランス悪そう☆
藤次郎作DPコバルト合金鋼割込(口金付)三徳170mm
170mm195g、4400円
このシリーズのペティ使ってます。
切れ味がいいし、粘りもあります(もうちょっと薄くてしなって欲しいけど)
良い金属を使っているなと思います。
でもハンドルが重い。
りんごの皮むきなど刃先が上を向くことの多いペティではあまり気になりませんが、三徳包丁では使いにくいと思います。
Amazonのレビューにも、バランスが後ろにありすぎるというのがあります。
スペックからして、おそらく正しいレビューだと思います。
バランスの悪い包丁はどんなに切れ味が良くても使いたくありません。
切れ味に関しては高評価レビューが多いので、やはり金属はいいんだなと。
おしい。
・見た目に反して無難、トータルで☆☆☆☆
Tojiro-PRO DPコバルト合金鋼割込 三徳170mm
170mm150g、4960円
一つ上の包丁とハンドル違い。
ブレードは上と全く同じ。
ハンドルが軽くなった分だけバランスが先の方に移動。
わが家で使っているV金1号に比べても、切れ味に遜色ありません。
研ぎ味はやや滑りますが。
V金10号を使っているという話もありますがホントかどうかわかりません。
金属ハンドルに抵抗がなければ、値段も安いし、5000円以内で凄くキレるヤツが欲しいならコレがいいんじゃないでしょうか。
・インダストリアルデザイナー☆☆☆☆
10mmの違いは結構大きいです。
ただ、ブレードの材質がわからないので、もしかしたらTojiroに比べて永切れしないかも。
といってもそんなにめちゃくちゃな材質ではないと思いますけど。
Amazonで三徳包丁を検索して、出てきたものをスペックだけで並べてみましたが、5000円クラスなら下の2つ。
ヨーロピアンなデザインが良ければ7000円台のツヴェリング、といったところでしょうか。
それから砥ぎについて。
産毛が剃れるくらいの切れ味がほしければ、6000番台以上の砥石を用意して下さい。
僕は貝印の3000番で研いでから、
KING砥石6000番で仕上げます。
最近は最期に新聞紙をなでて、少し残った返りを落としています。
これで産毛が剃れます。
どちらも2000円ちょっとの砥石です。
荒砥ぎ中砥ぎがないのは、ちょくちょく砥いでいるためと、貝印の3000番がけっこう荒いからです。
上で紹介した包丁であれば、上手に砥げたかどうかがそのまま切れ味の違いになるでしょう。
料理を趣味にする時、包丁研ぎも含めると楽しいと思います。
追記:最近は三河油石で砥いでます。
「天然砥石が来た。三河油石が来た。」
http://skylures.blogspot.jp/2016/11/blog-post.html
「三河油石の仕上げ、の始まり。全然終わらない。」
http://skylures.blogspot.jp/2016/11/blog-post_59.html
「三河油石の仕上げ完了。さっそくVG1を砥ぐ。」
http://skylures.blogspot.jp/2016/11/vg1.html
記事:包丁について調べたこと
http://skylures.blogspot.jp/2012/10/blog-post_28.html
メインはGサカイの「空」という三徳包丁で、とても良く出来ていて満足しています。
すでにこの3本で必要十分なのですが、釣り竿やリールと一緒で、買わないまでも気になって使ってみたいという包丁はたくさんあります。
そこでAmazonの包丁を眺めて、スペックだけで自分にとって良い包丁かダメ包丁か好き勝手言って、良さそうなものをおすすめしてみます。(ちなみに「空」はAmazonで買えません)
リンクは貼ってないのでコピペでググって下さい。
自分にあった包丁が見つかると料理が楽しいですよ。
・バランスが悪い☆
僕が買って失敗した例。
関孫六6000ST165mm三徳。
勧めない。
ハンドルが重すぎて、刃先が上を向く感じ。
包丁の重心は口金と刃の境目、もしくはもっと刃のほうがにあってもいいということを学びました。
刃渡り165mmで190gくらいだったかな。
こういうバランスの包丁があることが信じられない。
「空」は175mm、165g。
この辺りのスペックを基準にしていきます。
切れ味は、家庭では必要十分。
・デザインが素敵☆☆☆
Henckels HI Style Elite 三徳包丁 18cm ボルドー
なんですか、このオシャレっぷりは。
デザイン優先のメンタリティで使いたい。
刃渡り18㎝、重量138g、3500円。
軽いですね。
たぶん刃が薄いので人参や大根は少し苦労する感じがしますが、バランスがよくて疲れにくそう。
アマゾン評価も高い。
金属のズシッとした重さに惹かれる男性には物足りないと思うけれど、女性は軽いほうが使いやすいという声もよく聞きます。
どうせならペティナイフもコレで揃えたい。
・プロっぽい、値引き大きい、けどバランス大丈夫かな☆☆☆☆
上とおなじツヴェリングの包丁。
Zwilling ツインプロHB 三徳。
7100円
18㎝、189gということで、バランスは口金か、もしくはもう少し手元にあるかもしれない。
実際に手にとってバランスを見てからじゃないとちょっと不安がある。
14000円が7000円台になっているので、この値引率は魅力。
これくらいの価格のものになると、切れ味も、持った時のしっかり感も、全然違うと思う。
こういうプロっぽい見た目はやる気が出る。
・宇宙っぽい高級感☆☆☆☆
NASAではなく、これもツヴェリング。
ツインフィン マルチパーパスナイフ
18㎝160g、7600円
ツヴェリングはどれもオシャレで見ているだけで楽しい。
ハンドルが独特で、これもぜひ使ってみたい。
金属ハンドルは水を吸わなくて滑りやすいと思われがちだけど、みんなが使っている黒いハンドルだって樹脂だから一緒です。
樹脂は水を吸いません。
水を吸うのは和包丁の柄ですが、それはむしろ手入れが大変だから敬遠したい。
10000円→7000円台の割引。
という値段設定なので、多分家庭では必要十分のしっかり感があって、これもやる気が出ると思う。
あと、テレビでもこみちさんが使ってるらしい。
・軽すぎる、硬すぎる、気がする☆☆
京セラセラミックナイフ160
160mm、98g、3600円
上から軽く勢いをつけて、叩くようにトンッ、と切る人には明らかに軽すぎる。
でもゆっくり押し引きして切るような人には軽いほうが使いやすいみたいですね。
しなりがない、研ぎづらい、など長く使うには全く向いていないので、料理を趣味の一つとして捉えるような人にはおすすめしにくい。
ということで僕には全く必要ないけど、セラミックの独特なキレ具合は試してみたい。
あと、一般的なステンレスよりも長切れするはずなので、軽い包丁が好きならば、砥がずに使い捨て、という運用もありだと思うし、そういう運用であればおすすめできる。
あくまで料理と砥ぎを趣味とするならおすすめできないというだけのこと。
カラバリのなかで、黒だけ大きな割引が嬉しい3600円(定価6480円)
・有名☆☆☆
グローバル文化18㎝
18㎝180g、8600円
妻の実家で使っています。
ふつうに良い、という今どきのボキャブラリー的印象。
刃は何を使っているかわかりませんが、しっかり切れます。
こういう有名包丁はコメントも多く「思ったより切れない」とか「1ヶ月もしないうちに切れ味が悪くなった」など言われちゃいます。
思ったより切れなかったら思ったように切れるように研いでみて欲しいし、1ヶ月以上も切れ味が続く包丁なんてこの世にありません。
ちゃんと研げば産毛が剃れます。
ただ、割高な気もしますけど。
・刃の材質がいいけれど、妥協点も多い☆☆☆
関虎徹V金10号三徳
180mm150g、5200円
以前見て気になったときよりも値上がりしています。
刃がV金10号ということで切れ味、永切れは間違いないと思います。(他の包丁も間違いがあるわけじゃないですけど)
口金が一体型じゃないとか、刃が薄いとか、そういうところから、ちょっと安っぽいみたいです。
それでもハンドルの形も刃の長さも使いやすそうだなという印象。
あと2000~3000円高くて口金が一体型のほうがいいかな。
そのほうが見た目いいですからね。
安い価格でV金10号の切れ味が欲しい人へ。
藤次郎作DPコバルト合金鋼割込(口金付)三徳170mm
170mm195g、4400円
このシリーズのペティ使ってます。
切れ味がいいし、粘りもあります(もうちょっと薄くてしなって欲しいけど)
良い金属を使っているなと思います。
でもハンドルが重い。
りんごの皮むきなど刃先が上を向くことの多いペティではあまり気になりませんが、三徳包丁では使いにくいと思います。
Amazonのレビューにも、バランスが後ろにありすぎるというのがあります。
スペックからして、おそらく正しいレビューだと思います。
バランスの悪い包丁はどんなに切れ味が良くても使いたくありません。
切れ味に関しては高評価レビューが多いので、やはり金属はいいんだなと。
おしい。
・見た目に反して無難、トータルで☆☆☆☆
Tojiro-PRO DPコバルト合金鋼割込 三徳170mm
170mm150g、4960円
一つ上の包丁とハンドル違い。
ブレードは上と全く同じ。
ハンドルが軽くなった分だけバランスが先の方に移動。
わが家で使っているV金1号に比べても、切れ味に遜色ありません。
研ぎ味はやや滑りますが。
V金10号を使っているという話もありますがホントかどうかわかりません。
金属ハンドルに抵抗がなければ、値段も安いし、5000円以内で凄くキレるヤツが欲しいならコレがいいんじゃないでしょうか。
・インダストリアルデザイナー☆☆☆☆
柳 宗理 キッチンナイフ 18cm
18㎝170g、5500円
これも使いやすそうです。
デザインもいいし。
Tojiroのオールステンレスが170mmなのに対して、こちらは180gで重量もあるので、持った時のしっかり感、高級感があるはずです。
男ならこっちでしょうね。
ただ、ブレードの材質がわからないので、もしかしたらTojiroに比べて永切れしないかも。
といってもそんなにめちゃくちゃな材質ではないと思いますけど。
Amazonで三徳包丁を検索して、出てきたものをスペックだけで並べてみましたが、5000円クラスなら下の2つ。
ヨーロピアンなデザインが良ければ7000円台のツヴェリング、といったところでしょうか。
それから砥ぎについて。
産毛が剃れるくらいの切れ味がほしければ、6000番台以上の砥石を用意して下さい。
僕は貝印の3000番で研いでから、
KING砥石6000番で仕上げます。
最近は最期に新聞紙をなでて、少し残った返りを落としています。
これで産毛が剃れます。
どちらも2000円ちょっとの砥石です。
荒砥ぎ中砥ぎがないのは、ちょくちょく砥いでいるためと、貝印の3000番がけっこう荒いからです。
上で紹介した包丁であれば、上手に砥げたかどうかがそのまま切れ味の違いになるでしょう。
料理を趣味にする時、包丁研ぎも含めると楽しいと思います。
追記:最近は三河油石で砥いでます。
「天然砥石が来た。三河油石が来た。」
http://skylures.blogspot.jp/2016/11/blog-post.html
「三河油石の仕上げ、の始まり。全然終わらない。」
http://skylures.blogspot.jp/2016/11/blog-post_59.html
「三河油石の仕上げ完了。さっそくVG1を砥ぐ。」
http://skylures.blogspot.jp/2016/11/vg1.html
記事:包丁について調べたこと
http://skylures.blogspot.jp/2012/10/blog-post_28.html
はじめまして。普段使い包丁物色中の一般ユーザーです。貝印6000・藤次郎コバルトのバランスは勉強になりました。関虎徹 V金10号三徳180mm は厚みが薄そう1.7~1.8mm?野菜向き三徳?
返信削除個人的にアマゾン・ヤフーで気になる?包丁は、
◆桐生工業 哲弘 V金10号 牛刀175mm厚不明 155g ¥5,835-
http://www.soho-net.ne.jp/~kiryu/v10.htm
◆兼常作本割込 ワインゴールド柄 DP剣型180mm厚2mm145g ¥4,583- V金10号最安値?
◆三木刃物 牛刀 ステンレス本割込ゴールド誠光作 V金1号180mm厚1.8mm128g ¥3,559- 女性向き?
また、ネットの鋼材解説・ユーザー口コミで“V金10号”は、『長切れする割りに研ぎ易い』とか『刃が硬くて家庭用としては研ぎ難い(研磨力の高い砥石が必要)』とか・・・。
もしご経験等御座いましたら宜しくお願い致します。
※包丁のバランス(重心)は、好き嫌いあるかも知れませんが重要なポイントの一つだと自分も思います。
はじめまして。
削除コメントありがとうございます。
お返事が遅くなってすみませんです。
包丁を眺めるのって面白いですよね。
僕もいろいろ物色して空を買ったわけですが、買った後もこうして調べ続けしまします^^;
桐生工業の包丁は良さそうですね。
バランス、口金、鋼材、形、好みです。
初めて知りました。
その他2つは実用上問題なくても、口金が安っぽいと使っている時の満足感に関わるので、長く使うなら、僕は桐生工業かなと。
V金10号は、記事で挙げた2千円の砥石で十分砥げています。
V金1号は砥石によく食いつくので、シャッシャッと気持ちのいい音とともに「砥げてる感」があって楽しく、それに比べると確かに10号は食いつきが低くて、石の上で滑るような感じがします。
それでも普通に砥げていますね。
あと、10号の方が刃こぼれは確かに少ないと実感しています。
最近包丁研ぎがだんだんうまくなってきたので、その話もいずれ記事にしたいと思います。
新しい普段使い牛刀は、ステンレスV金1号製Gサカイ"空"牛刀210mmをとも思いましたが、SUS440C製 三徳・ぺティを既に使用中の為、牛刀は試しに"鋼"製をと思い、
返信削除◆五香刃物製作所 武蔵国光月作 白紙1号 (¥11500- yahoo. OEM品 明三郎白鋼 の方が安い ¥7,800-)
◆五香刃物製作所 武蔵国光月作 ツバ無し SK5鋼(="日本鋼" ¥7800 楽天)
◆ミソノ スウェーデン鋼 (¥10600- 川口金物店)
◆定康 ¥13650-+税?
など検討し、結局
◆助久刃物㈱源助久スウェーデン鋼(¥6700- アマゾン)を購入。価格税込送料別、刃長210mm。
使用後1ヶ月程は黒い皮膜の様な錆び?が洗っても洗っても付きますが、その内安定してくる様です。
両刃の包丁ですが、片刃の様な研ぎに仕上げてありました。当然よく切れます。
この先自分の下手な研ぎで切れが落ちないかが心配です。
おお、鋼いきましたか!
返信削除アマゾンで画像を拝見しましたけど、見た目が男前。
それにしてもさすが日本というか、包丁もいろいろあるもんですね。
勉強になります。
>>下手な砥ぎで切れが落ちないか・・・
10年前に3000円の貝印の包丁を買って、そのあといくら砥いでもなかなか新品の切れ味(産毛が剃れる)にならなかったことを思い出します。
試行錯誤して、永切れは材質だけど、切れ味は砥ぎだなと実感してます。
歯の付け方で多少は永切れにも影響しますが。
ただ、鋼は砥ぎがいがありそうですね。
僕は貝印の3000番→KING6000番→新聞紙、です。
新聞紙砥の記事
http://tabi-labo.com/151184/sharpenknif/
記事では軽くなでる、とありますが、僕はテレビを見ながらテーブルの上に折りたたんだ新聞紙を置き、その上をシャッシャッと何度も一方向に払うように研いでます。
5分位シャッシャッとしてると、紙でも明らかに金属が砥げていることが実感できるんですよね。
暇な時は10分以上何も考えずにこすってます。
6000番だとまだ鏡面の入り口という感じですが、新聞紙砥ぎが終わると刃付け部分だけはピッカピカで、産毛もスーッといけますよ。
6000番は安いけど、8000番は急激に高いなー、と思って試行錯誤して今新聞紙です(^_^;)
使用の砥石は キング#1000 天然五十嵐#1000 嵐山#6000。
返信削除購入検討中 天草砥石上白#1000~1500。包丁と砥石には相性があるそうですが、??
切っ先の先の研ぎがまだ難しい状況。
目詰りで滑ってるのか、金属が硬くて滑ってるのか、研磨の経験が少ないのでそのへんの相性はわからないですが、面直しはこまめにやってます。
削除修正砥石というものがあるのですが、わざわざ買うのもなんなので普通の安い砥石でやってます。
紙やすりでもいけるみたいですね。
あと、面直ししたあとに角を落とすのも忘れずにやってます。
ぼくも切っ先が苦手で、テキトーに使用・研磨を繰り返していると、コンコルドの先端みたいになっちゃうんですよね。
なので時々意識して多めに研ぐようにしています。
はがね製牛刀は使っていくとマメに洗浄しても 徐々に薄黒い錆が刃の両面に付きますが、錆取り剤(『さびとりつや之助』 ¥594- 東急ハンズ)にて簡単&完全に錆を落とせます。
返信削除現在、魚をおろす為の出刃包丁150mmはがね製を物色中。
堺ブランドのシェアが高いらしいですが、土佐打ち出刃の中に安価&高品質なものがある模様です。しかし、鍛冶屋によって研ぎの仕上げにムラがあるらしく、研ぎの出来るユーザー向けとの事。
実家の真っ黒な包丁を思い出します^^;
削除あれはあれで雰囲気有りますけどね。
僕は週1~2回しか料理しなくて、実際の包丁ユーザーは奥さんになってしまうので、やっぱり鋼は敷居が高いんです。
出刃包丁いいですね~。
土佐打刃物ですか。
いつも情報ありがとうございます。
勉強になります。
今は使い道のない貝印の6000STを、刃を厚めに砥ぎなおして出刃代わりにしています。
刃が厚いことよりも、使い道のないという理由のおかげで、太い骨もガリガリいけますよ~(笑)
久々に書き込みます。
返信削除以下出刃・小出刃包丁を順次購入。
◆ステンレス片刃150mmV金1号 フジタケOEM(刃物まつり屋台 アウトレット品)
◆鋼両刃黒打120mm軟鉄+白鋼2 広瀬重光刃物店(店兼工房直売)
◆鋼片刃黒打105mm軟鉄+白鋼2 廣房打刃物店(店兼工房直売)
最近は利器材を使って鍛造した鋼包丁の質も向上している様ですが、火造り包丁を工房にて直接購入。
V金10号・ハイスや青鋼製は刃持ちはするが素人には研ぎ難いらしいので敬遠。たまにスーパーで買う特売鯵・鯖・鰯で練習しながら切れ味等試しています。
こんな感じで
お久しぶりです。
返信削除熊本の地震が凄いことになってますね。
ステンレス包丁しか使ってないうちのブログにコメントいただいて恐縮です。
物色中だった出刃、ついに購入なんですね!
VG1ステンレスと鋼の出刃の使い心地の違いとか気になります。
仙台は秋になるとサンマが安くて、僕はサンマパーティーで秋刀魚の刺身を沢山つくることになるのですが、その時だけは小出刃ほしいな~となります。
切っ先があまり沿ってなくて、しっかり尖った小出刃がサンマに合う気がします。
秋限定ですけど...ん、秋限定ってことは鋼でも面倒じゃなさそうですね。
今気づきました。
>>V金10号・ハイスや青鋼製は刃持ちはするが素人には研ぎ難いらしいので敬遠。
最近はVG10の滑る研ぎにも慣れてきました。
慣れたというか、もともとVG1と比較しても特に時間がかかるわけじゃなかったので、こんなもんだと思ってやってます。
硬くて滑るわりに6000番で研いでもうすーいカエシが残るのですが、最後は得意の新聞紙研ぎでシャッ!シャッ!ですw
それでもやっぱりVG1を使うと、自分にはこれだな~と。
砥も含めた全体のバランスが自分にあってるんでしょうね。
秋刀魚は短めの柳刃が意外に使い易いとか?
返信削除アマゾンで土佐の柳刃180~210mm(鋼) 3~4千円位で有り。
購入者レビューでは、価格の割りによく切れるとか。
その他ご参考 宮城県周辺の打刃物
◆中新田打刃物
石川刃物製作所 加美郡加美町字西田六番8-1
陸前 須藤打刃物製作所 仙台市泉区根白石字宝積寺前28-2
山形打刃物・津軽打刃物も有り。
秋田県内
正勝刃物鍛冶 秋田市土崎港中央7丁目2-18
布川刃物製作所 南秋田郡五城目町上樋口字屋岸81-1
米田刃物鍛冶屋 男鹿市脇本富永
山科刃物製作所 秋田県由利本荘市西目町沼田
個人的には以下の打刃物も興味有り。
島根(奥出雲・仁摩・大田)・熊本(川尻・人吉)・鹿児島(加世田・種子島)
短めの柳刃、ありかも。
返信削除イワシっぽくおろすのですが、ちょうど同じような方法の動画がありました。
実際は腹に脂がのり過ぎて気持ち悪くなってくるので、もっと大胆に腹を残して捨ててしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=stRlX1dvOhY
力強く尖った切っ先なんですよね。
それにしてもお詳しいですね。
陸前 須藤打刃物製作所なんて、住所を見るとわりと近くなんですが全く知りませんでした。
30分くらいかな。
加美町も車だと1時間程度でいけますし。
いい機会なので地元に目を向けてみます。
手打ち刃物も職人の腕次第で、複合利器材使って鍛造したものの方が良く出来たりする事もあるとか。
返信削除それでも手打ちの方が愛着湧く気もします、外れ包丁もありそうですが。
おまけ
返信削除◆ニッポン・モノ発見
打刃物
http://yfuku.blog38.fc2.com/?mode=m&no=96
◆九州の打ち刃物
http://blogs.yahoo.co.jp/nokugenihsda/36422973.html
資料ありがとうございます。
返信削除器とか着物とか包丁とか、こういうのが北から南まで何世代も続いているのを見ると凄いところに住んでいるなと実感します。
最近だとツヴィリングも日本製ですしね。
出刃包丁をネットで物色していたら、ヨメから「実家に使ってないのがあるから、先にそれを使ってみて」と言われたので来週取りに行ってきます。
詳細を聞いても覚えていないということですが、なんとなくグローバル包丁のような気がします。
グローバルの文化包丁があったので。
まずそれを使いながらゆっくり物色します。