2015/01/26

アジアカップ敗戦から

 香川がネットで叩かれていますね。
本田と香川は最初から外しまくっていた印象が強く、最後のPKでその印象を完全に固定してしまいました。
立場的にも叩かれるのはしょうがないのかなと思います。

今回もまた、無駄に体育学部(しかも国立つまり税金で)で勉強してきた僕がアジアカップと日本サッカーを振り返ります(笑)

アギーレ監督は続投が決まりました。

今回採用された4-3-3というシステムは、相手が弱いということもありますが、わりとよくハマっていて、どの試合もチャンスを数多く作っていたので、まあ打倒かなと思います。

4-3-3は、アギーレがいたスペインではごく一般的なシステムですが、灯台とも暗しというか。

日本代表の4-2-3-1は、人材不足から常にワントップが浮いていましたが、だったらワントップはやめてしまおうという感じですかね。

左に偏りすぎていた攻撃も、左右バランスが良くなりましたし、遠藤の縦のパスも入れやすくなりました。
香川の守備負担が大きくなりましたが、そこは香川への期待だと思います。

遠藤と香川の両方が上がった時、中盤の守備が長谷部だけになってハラハラする場面もありましたが、そこは相手が下手だったためにあまり目立ちませんでした。


そう、下手なんですよ、相手が。
他チーム同士の試合も見ましたが、豪州、韓国を含めても、日本のレベルは頭ひとつ余裕で抜けています。

日本35本、UAE3本のシュートで、結局得点1対1。
失点時の緩さももちろん問題ですが、やっぱりシュート35本で1点ですよね、気になるのは。


 今回外しまくっていた香川。
コースを狙うと外れる、安全に蹴るとキーパーの正面。

19歳だったか、20歳だったか、南アフリカW杯に練習要員で帯同。
そして翌年、つまり前回のアジアカップで決めまくっていたときと比べて対照的な姿でした。

あの頃と比べると、いい意味での「あそび」が全くありません。
立場の違いという精神的理由もあるでしょうし、試合に出ていないため試合感の不足もあるでしょう。

その他、体格の変化もあると思います。
20歳位までの細くて軽い身体でできることと、25歳の強い体でできることは違います。

本田は様々な理由でプレースタイルを変えてきました。

香川は、いい時のイメージを取り戻すようなアプローチをするのか、プレースタイルに修正を加えるのか、どちらでいくのか興味があります。
個人的には、後者であってほしいと思います。
19歳の体格はもう手に入りませんから。


日本サッカーの方向性について。

プレースタイルに関しては、これまでの方向性でいいと思います。

修正点は個のレベルです。

いくつか足りない点を挙げていきます。


1.5分5分のボールをもっと取る。

僕がざっくり見ていた印象ですが、今大会イーブンボールを拾えたのは、たぶん4割いくかどうかだと思います。
ポゼッションが6~70%というくらい主導権を持っていれば、次にボールがどちらに転がるか予想しやすいはずなのですが、それにも関わらず4割というのは異常な数字です。(あくまで僕の印象ですが汗)
これがとれないのは、何が足りないんでしょうかね。


2.技術を高める

当たり前過ぎて申し訳ない。
でもコレ重要です。
はっきりいって、チャンスを作るまでの技術と、シュートを決める技術は決定的に精度が違います。
以前、レアルの練習をテレビで見ていた時に驚いたのですが、アーリークロスに対して、誰もがダイレクトボレーを当たり前のように枠に飛ばしていました。
スーパープレイと言われるプレイを普通にやる。
日本の育成の現場を知りませんからなんとも言えませんが、戦術に割きすぎているというのはないでしょうかね。


3.筋トレをする

これも当たり前すぎて、当たり前にやっていると思いますが。
錦織圭は去年と今年で体格が違います。
これまでも当然フィットネスコーチをつけて体づくりはやっていましたが、その基準が錦織の認識とマイケル・チャンの認識では違っていたということでしょう。
基礎練習に厚みを持たせたこととの相乗効果で、プレーに安定感が生まれ、スーパーショットは当たり前の戦術的なショットになりました。
これはマイケル・チャンの経験からくるアドバイスだと思います。
彼がランキングをジャンプアップさせたとき、身長差を補うためにルール変更で許可された1インチ長いラケットと、それを扱うための筋力が大きな原動力となりました。
テレビで見ても分かるくらい一回り大きくなっていました。

また、ダルビッシュにしても、田中にしても、体つきの変化がそのまま技術の正確さにつながっています。
これは阪神金本やヤクルト宮本も同じことを話していました。
日本サッカーは、他の超一流どころの体づくりを取り入れる必要があるような気がします。
たぶん、サッカー界の筋トレへの認識は、昨年までの錦織圭のような感じだと思うんです。
やっているけど足りてない。
目指すは、このブログで以前紹介したチリのサンチェスです。
ちなみに、女子のフィギュアスケートももっと筋トレをすべきだと思っています。





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