2014/06/15

サッカーの楽しみ方とブラジルW杯 その3

守備的なカウンターは日本人の身体機能上、ワールドカップの優勝を目指すスタイルには難しいということを前回書いた。

次によく言われることがだ、体つきの似ているメキシコやチリなどスタイルである。



メキシコもポゼッションサッカーである。

ボールを持ったら機敏性と個人技を活かし、香川のようにヒラリヒラリと回転しながらボールキープし、パスを回して、相手の守備に穴を見つける。


全員が上手い。


ザックジャパンのスタイルとの違いは、ワンタッチプレーをそれほど重視していないのか、量が少ない。
各プレイヤーのボールキープ能力はメキシコの方が上だが、チームとしての数多くの約束事を理解・暗記し、局面で状況把握しているザックジャパンは、ボールがワンタッチで繋がる。

僕は日本のほうが戦術的にはメキシコやチリよりも間違いなく上だと思っている。
第一優勝していない国の真似をする必要もない。

小柄なスペインが独自にスタイルを身につけて4年前に初優勝したように、日本もそれを見つけて『日本のサッカー』として定着していかなければいけない。



それでは日本人にあったサッカーとは何か。



オシム元監督が日本人にあった「考えて走るサッカー」を提言し、今それを受け継いでいる。

僕にはまだ明確にイメージ出来ていないが、今のところサッカー関係者はその「考えて走る」スタイルを洗練させていくことが、ワールドカップ優勝に繋がると考えている。

ザックジャパンは間違いなくそのスタイルである。
スペインやメキシコも体格は似ていて、ポゼッションサッカーも共通であるが、他国とは違うスタイルなのである。

将来日本代表を目指す少年たちも、そのような指導を受けている。
はっきり言って少年サッカーではカウンターサッカーの方が安定して成績が良い。
しかし、そのスタイル上手くなっても代表に選ばれない。

聞いた話ではスペインもそのように目先の成績よりも代表の成績に繋がる指導をしているそうだ。

一方メキシコやチリでは、各年代の上手な子を、上の年代に飛び級させて練習させる。
上の学年に揉まれるので、勝手に個人技が上手になるという育成方法だ。
そう言われてみると確かにそういうメキシコやチリはそういうサッカーをする。

同じ小柄な体格の国として、メキシコが先に優勝するか、日本が先に優勝するか、楽しみであるがそれまで僕の寿命が続くか心配でもある。

その前にギリシア戦、コロンビア戦である。


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