ハイパーレゾネーターを自作する その3

ハイパーレゾネーターの真似ごと、いよいよ試聴です。

この瞬間がたまりませんよね。




まずはtangband w3-881sjfを入れてみました。

PPコーン、でかいフェライト磁石、しっかりとしたフレームのユニットで、安売りしている時に1個1800円くらいで買いました。

その音はですね、うーん、これは密閉の音!

密閉ですもんね。

そして低音もなかなか良く出ていて、どこかで聞いたことのある音だなとちょっと意識すればこれはつまりBOSEの音。

良くも悪くも。

いや、ホントに。

M2ほど低音を強調した音ではありませんが、窮屈そうな密閉の音で、小さな箱の割りには低音が出ています。

パイプオルガンのようなソースは持っていないので、そこまで出ているかどうかはわかりませんが、ジャズのウッドベースは余裕。

その低音も解像度が高く、音がダンゴになることはありません。

中~高音も解像度が高くて、これは密閉によるものというよりは、ユニットとバッフルの間にゲルを挟んだタイムドメイン風によるものもあると思います。

いずれにしても片側約1.4リットルの密閉エンクロージャー(ハイパーレゾネータ込)で、この低音はちょっと不思議な感じがします。

あらためてハイパーレゾネーターって感心するアイディアだと思います。

BOSEのM2に比べてみると、低音は強調されずにフラットな印象。

よく言えばフラットですが、要するに比較すると弱いです。

ユニットは8cmですし、箱自体の重量も、ユニットの重量も重たいので無理くり感は軽減されています。

と言っても、やっぱり窮屈なんですけどね。

メインで使っている6リットルのWファンネルダクトバスレフに比べると低音も弱いし、全然気持ちよくないです。

さすがに6リットルのバスレフには低音は届いていない、弱くて残念でしたということになります。

とにかく気持よくないのは致命的です。

小さくて低音が豊富だったら車に転がしておいて使おうかなと思ってましたけど、多分使うことはないでしょう。


次は竹繊維 入りペーパーコーンのw3-1364saを入れてレビューです。

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