ハーフソリッドのスピニングロッドを作った

久しぶりにロッドを組みました。

ブランクスの半分位がソリッドというスピニングロッドです。

ベースになるのは、パームスの初代エッジ。
ベイトの603です。

元々スピニングに改造して、硬めのスピニングとして使ってたのですが折れちゃったんですね。
下から2番目のガイドよりも、ちょっと上の所で。

それからグリップ部分も、何に使ったか分からないのですが、切ってしまってアリません。

適当に木の丸棒を突っ込んで延長しました。


ソリッドのカーボンブランクスは釣具屋で600円くらい。
長さは70cmくらい。

偶然にも折れた箇所と径が同じくらいなので、適当に突っ込んで、瞬間接着剤を滝のようにたっぷり流しこんで固定。

これで飛んでいくことはないと思いますが、それでも強度が不安なのでジョイント部分を下から2番目のガイドにして、スレッドで固定。
下から2番目って、かなり負荷のかかるところなんでコレでもちょっと不安。

ちなみに僕はガイドスレッドも瞬間接着剤で固定します。
あっという間に出来ます。
ティップだけは外せるようにエポキシですけどね。

3ポンドでミドストしたり、PE1号で漁港でミノーイングするイメージ。
ラインが細いのでガイドは全体的に小さめです。


翌日は七北田川で早速テスト。
ティップはコレでも余裕。
さすがソリッド。


グリップはウッドです。
ホームセンターで250円くらい。

指2本がけでティップが下を向き、3本がけで上を向くという、バススピニングで僕が大好きなバランスです。


さて、テストです。

ガイドに糸を通して、ティップを曲げたり、ふるふるさせて、ルアーを選びます。

まずはラパラCD7をフルキャストォォ

「ピキ!」

おぞましい音が聞こえました。

ジョイント部を中心にブランクスを念入りに見ましたがヒビは入ってないので、たぶん大量に流しこんだ瞬間接着剤のどこかが剥がれたとか、そんなところでしょう。

その後もミノーやジグヘッドを中心にテスト。
おぞましい音は聞こえなくなりました。

キャストフィールは良くなくて、距離も伸びません。
ボトムの感度もわかるけど、良くはない。
この辺はソリッドなので予想通りですね。

もうちょっとソリッド部分を短くすればいいんでしょうけど、チューブラーの部分が最初から折れてこの長さなので僕にはどうしようもないです。

イイ所はジャークした時の柔らかな動きとか、ティップが無駄にブレないところ。
けっこう高弾性のカーボンを使ってるんでしょうね。

中層専用機をイメージしましたが、高弾性のおかげで意外とボトムも何とかなりそうです。

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