ダブルスィッシャー、修理完了

リペイントのタイ製ダブルスィッシャーの前に、スカイルアーズのダブルスィッシャーの修理が完了。


いかにも日本的なハンプバックミノーの形。
ロールせずにただただ真っ直ぐカリカリ音を立てながらススム。
そして薄型だから30cmクラスのバスでもノリがいい。

そう、日本のコバスのために作ったダブルスィッシャー。


ところがが15君、タイで無茶するもんだからベリーのアイがとれちゃいました。

なんというか、日本の街のために作った日産マーチでパリダカ走ったみたいな壮絶さ（笑）
歯型も凄くて面白かった。


こんな感じで。

僕はワイヤーでアイを作って、先端をL字に曲げてバルサ喰い込むようにして挟んでいます。

そして隙間から瞬間接着剤を流しこんで補強しているのですが、その瞬間接着剤があんまり染みこんでいかなかったのかなーと思います。

とにかくこの方法で日本のバスなら50upがとれてたので問題なかったのですが、世界は広いということで。



今回はL字に曲げて挟むわけにも行かないので、バルサB2のベリーアイみたいに、ワイヤーのねじりアイを作りました。
腹からさして、隙間から瞬間接着剤を流しこむ。
タップリと（笑）




勉強になったのは、この細いヒートンとからまん棒が意外と強かったこと。

壊れたと聞いたとき、まずからまん棒が抜けたんだと思いました。
もしくは、ルアー用じゃないただのヒートンが抜けたかどっちかだと。

あ、そうだ、からまん棒はもうちょっと補強しますね。

コーティングも厚くしたので全体の重量が上がっています。

これまではカリカリ音が人間に聞こえるような浮力にしていました。
使っていて気持いいから。

今度はもうちょっと沈むので、水中にカリカリ音が響くと思います。