もう1月も半ばを過ぎてます。
早いですね。
正月はツマの実家でグローバル包丁を砥ぎました。
砥ぐのは僕だけなので、遠慮なく片刃(9:1~8:2くらい)にする予定です。
用意した砥石。
左は貝印の3000番(感覚的に2000番くらいだと思う)
三河の天然砥石がきてから全く使わなくなったので、久しぶりの登場です。
使わなくなったのは吸水が面倒だからというだけで、台も含めて家庭用としていい砥石だと思います。
真ん中は三河脂石(5000番くらい)
現在のメイン砥石。
ちょっと鈍いなーと思ったらこの石をおもむろに取り出して、吸水なしで、3分で砥ぎ終わり、というのが現在のスタイル。
ダイヤモンドの1000番。
砥面直しだけ。
今回のグローバル包は1年ぶりの砥ぎになるので、あまりに酷ければこれでザーッと砥ぐ必要があるかもしれない。
※親指のケガはノコギリのケガで、砥とは関係ありません。
グローバルの三徳包丁。
このハンドルは嫌いじゃないです。
かっこいい。
全体の印象として、ブレードが薄くて、それゆえ軽い。
包丁の重さを利用してズバンと切るというよりは、押し引きして切るような使い方になると思います。
普通の家庭での使い方を考えると、こういう設計でいいんだろうなと。
ただ、こういう設計の包丁としては割高です。
ステンレス一体型を広めた先駆者に対する敬意が価格に乗っかる感じ。
砥ぎ感は、うちにあるステンレス包丁と比べて固くもなく柔らかくもなく、たぶん良いステンレスなんだと思います。
ダイヤモンドは使わずに、貝印→三河脂石。
なんなんでしょうね、最近3分しか砥がないので、10分も経たないうちに砥ぎ飽きてしまいました。
砥ぐことは趣味だったのに。
ほんと、なんなんでしょうね。
いったん拭いて、新聞紙の角を切ってみます。
(もともとは全然切れなかったですよ)
…切れるけど滑らかさが足りません。(;´Д`)
それもそのはず、まだギザギザだから。
切ったものをかき集めるときに、まな板の上で包丁を横にザーッと動かしているので、どうしてもここ(そり)が痛みます。
このギザギザを全て砥ぎ落とすべきか、ということになってきます。
そりだけを砥ぎ落とすと鶴首になるので全体を砥ぎ落とす必要があります。
ちょっと果てしない気分に。
僕は絶対にそういう包丁の使い方をしませんが、何十年とそういう使い方をしている人が、今さら使い方を変えるとは思えないんですね。
・・・めんどくさいんですよ。
どうせまたすぐにギザギザにされちゃうのがわかってるから。
それで10分で集中が途切れたんだと思います。
最終的には、ソリのカーブを犠牲にしてこの部分だけもう少し砥いで終わることにしました。
せっかく三河脂石を持ってきてここで終わりか、という気持ちもありますが、それでも元の状態から比べると遥かに切れるようになったので、まあいい落とし所だったんじゃないかと思います。
早いですね。
正月はツマの実家でグローバル包丁を砥ぎました。
砥ぐのは僕だけなので、遠慮なく片刃(9:1~8:2くらい)にする予定です。
用意した砥石。
左は貝印の3000番(感覚的に2000番くらいだと思う)
三河の天然砥石がきてから全く使わなくなったので、久しぶりの登場です。
使わなくなったのは吸水が面倒だからというだけで、台も含めて家庭用としていい砥石だと思います。
真ん中は三河脂石(5000番くらい)
現在のメイン砥石。
ちょっと鈍いなーと思ったらこの石をおもむろに取り出して、吸水なしで、3分で砥ぎ終わり、というのが現在のスタイル。
ダイヤモンドの1000番。
砥面直しだけ。
今回のグローバル包は1年ぶりの砥ぎになるので、あまりに酷ければこれでザーッと砥ぐ必要があるかもしれない。
※親指のケガはノコギリのケガで、砥とは関係ありません。
グローバルの三徳包丁。
このハンドルは嫌いじゃないです。
かっこいい。
全体の印象として、ブレードが薄くて、それゆえ軽い。
包丁の重さを利用してズバンと切るというよりは、押し引きして切るような使い方になると思います。
普通の家庭での使い方を考えると、こういう設計でいいんだろうなと。
ただ、こういう設計の包丁としては割高です。
ステンレス一体型を広めた先駆者に対する敬意が価格に乗っかる感じ。
砥ぎ感は、うちにあるステンレス包丁と比べて固くもなく柔らかくもなく、たぶん良いステンレスなんだと思います。
ダイヤモンドは使わずに、貝印→三河脂石。
なんなんでしょうね、最近3分しか砥がないので、10分も経たないうちに砥ぎ飽きてしまいました。
砥ぐことは趣味だったのに。
ほんと、なんなんでしょうね。
いったん拭いて、新聞紙の角を切ってみます。
(もともとは全然切れなかったですよ)
…切れるけど滑らかさが足りません。(;´Д`)
切ったものをかき集めるときに、まな板の上で包丁を横にザーッと動かしているので、どうしてもここ(そり)が痛みます。
このギザギザを全て砥ぎ落とすべきか、ということになってきます。
そりだけを砥ぎ落とすと鶴首になるので全体を砥ぎ落とす必要があります。
ちょっと果てしない気分に。
僕は絶対にそういう包丁の使い方をしませんが、何十年とそういう使い方をしている人が、今さら使い方を変えるとは思えないんですね。
・・・めんどくさいんですよ。
どうせまたすぐにギザギザにされちゃうのがわかってるから。
それで10分で集中が途切れたんだと思います。
最終的には、ソリのカーブを犠牲にしてこの部分だけもう少し砥いで終わることにしました。
せっかく三河脂石を持ってきてここで終わりか、という気持ちもありますが、それでも元の状態から比べると遥かに切れるようになったので、まあいい落とし所だったんじゃないかと思います。
う~ん、研ぎ師としては不合格ですね?
返信削除そう言う場合は、#400で全体をしっかり研いで場を作る。
#1000で傷消しをしてから三河油石で仕上げる。
これが正しいやり方です。
そうすれば恐ろしいほど切れた物を・・・・・・
三河油石の真の実力をまだまだ引き出せてないですね?
三河油石の本気はこんな物ではありません。
まだ実力の1割程度ですね?
仕方が無い、課題を出すか?
返信削除まだ売れ残っているか分りませんが、ホームセンターで4000STの150㎜ペティがまだあったら買ってきて下さい。
そして、元々9:1の刃が付いているので、三河油石で徹底的に研いでみて下さい。
研いでいる最中にツルッとした手応えになるまで研ぐ事が出来れば合格です。
その手応えになるまで研いだ4000STは大根がヌルッと切れるほどの切れ味を発揮するはずです。
それが三河油石のデフォな実力です。
そしてそれが当たり前に出来る様に成ると更にその上がある事に自ら気が付きます。
それが三河油石の真の実力です。
「また冷凍肉切ってボロボロにされるんだろうな」と思いつつもプロはプロの仕事するんだろうなと思いつつ途中で気持ちが切れてしまいました。
返信削除気分に左右されすぎですよね(;´∀`)
気持ちが安定しているときに#400からやってみます。
「ツルッとした手応え」で思い出したのですが、ダイヤモンド#1000で砥面を仕上げたときはやや曇った感じでしたけど、最近は光沢がでるくらいになってきました。
表面が歪んでなければこのままいいんでしょうか。
本日(1月24日)の私のブログにきちんとした回答を書いておきました。
削除ご確認下さい。
はい、それで良いです。
返信削除解説ありがとうございました。
返信削除僕の方でも写真と変化をブログに載せました。
しばらくこの状態を楽しみたいと思います。
初めまして釣り(主にフライ.テンカラ)と刃物が趣味のマコトと言います。
返信削除アーカンソーオイルストーンはお持ちですか?この砥石?と砥具合の
違いが有りましたら教えて頂けますか。
マコトさん
返信削除はじめまして。
天然砥石は三河油石のみです。
これまでキングと貝印の人工砥石でやっていたところ、研師の酔仙さんからご厚意で三河油石の木っ端を分けていただきました。
酔仙さんのブログに「アルカンサスと三河油石」という記事がありますので、そちらが参考になるかと思います。
http://cr123a5678b.blog.fc2.com/blog-entry-322.html
http://cr123a5678b.blog.fc2.com/blog-entry-334.html
http://cr123a5678b.blog.fc2.com/blog-entry-335.html
あと新城石の記事とか
http://cr123a5678b.blog.fc2.com/blog-entry-323.html
砥ぎの動画とか
https://www.youtube.com/watch?v=xk7T6gcFBME
酔仙さんのブログで直接お聞きするのもいいと思います。
有難うございました、第3者の率直な感想をお聞きしたいので
削除コメントしました。