ヤクセルのVG10。
自分が去年買った包丁がいくらかな~なんて思いながら見ています。
僕が買ったのはたぶんB品5000円なので、それより安いということはないと思います。
使いやすくて気に入ってます。あとでGサカイのVG10の包丁と比較しながら何か書きたいと思います。
自分の包丁が気に入ってるので追加で買うことはありませんが、最近AUS10の包丁が気になります。
手が出せないほどではないけれど、いい値段します。
堺孝行から出ているAUS10とVG10を比べてみると、同じような価格ですね。
パール金属。
ハンドルがかっこいい、ダマスカス模様は、個人的にはない方が好きですね。
中国製、大丈夫ですかね。
わざわざ手を出さなくてもいいかな。
下村工業のAUS10は更に安くなります。
ヴェルダンのメーカーですよね。
日本製、燕三条だそうです。
ヴェルダン三徳160mmより、こっちの三徳170mmのほうがいいな~。
そして更に更に安い2534円。
AUS10ってそこそこ高級鋼材じゃなかったんですか!!?
口金がなくて、樹脂ハンドルで165mm。
それにしても安すぎやしませんかね。
刃付けだけ国内?
砥ぎ味と切れ味の興味だけで買ってしまいそう。
よくわかならいモリブデンバナジウムの方が高いです。
下村工業はVG10も安い。
見た目かっこいい10000STが6000円。
5年くらい前商品が一気に入れ替わったときは、高いな~と感じましたがこなれてきました。
STだけどコンポジット技術という接合方法で、1枚刃ではないようです。
切刃側と峰側を継いでいる。(←マジですか!?信じられないw)
ここをみるとVG10らしいですけど、そうであればコスパいいと思います。
白木のハンドルがかっこいい。
ヤクセルと一緒かな。
CLは割込だけど、これもコンポジット接合。
コンポジット接合だけど3層?
ここの解説だと切刃はコバルトスペシャル(ネーミングw)というステンレスで、炭素鋼のように砥石のかかりがよくパリッとした砥ぎ味だそうです。
kai-goldでなくこちら採用したくらいなのでいい素材なんでしょうね。
貝印は、三徳165mmは短すぎて、牛刀180mmは軽すぎて、牛刀210mmはうちのキッチンでは長すぎというジレンマがあって手を出せないけれど、素材が気にまります。
(使い分ければいいんでしょうけど、家庭料理は1本でやりたい。仕込みでずっと同じ素材を切り続けるという作業がない。)
以上、ダラダラ見て気になったのはめちゃくちゃ安いAUS10の包丁と、コバルトスペシャルでした。
AUS10ですが、これはAUS8より3%ほど炭素の配合量を増やした物です。
返信削除コバルトは一切入っていません。ですが、硬さはHRC61程度あり、貝印の「くじゃく」がAUS10を採用しています。研いだ感じは全くSPG2です、切れ味もほぼSPG2と遜色有りません。物凄い切れ味です。
欲を言えば、AUS8に比べて腐食に弱い事です。ですが銀三よりも耐腐食性では上です。非常に微妙な立ち位置ですね?今、関の井之口刃物さんでは、AUS8を超圧縮する技術を開発しました。
腐食に強く、良く切れて、殆ど刃こぼれしない包丁、そんなのが開発されています。HRCも62程有ります。
SPG2ですか。固くて高くて自分には無縁だと思ってましたが、AUS10で4000円未満で体験できるなら興味が湧いてきます。
返信削除簡易シャープナーを使ってる層にはおすすめできないですね。ママ友に包丁何買ったらいいか聞かれたらくじゃくは外しておきます笑
それにしてもAUS8の万能感すごいですね。
HRC硬度60を超えると非常に研ぎにくくなります。特にステンレス系はそういう傾向ですね?
返信削除通常のAUSはHRC58(貝印 関孫六4000ST/べにふじ)ですが、超圧縮する事でHRC62までいける事が分かってきました。
井之口刃物の超硬刃シリーズがそれであり、大体SPG1とSPG2の中間ぐらいの研ぎ味、切れ味はほぼSPG1ですね?
AUS8は鍛造と焼き入れの組み合わせでいろんな鋼材に化ける事が出来る不思議な金属、竹田工業のグレステン(実は440A)、正広のMBS26・MBS50などは最近はAUS8で代用しているという噂も業界内で流れています。また貝印の「くじゃく」もAUS8ですが、研いだ感じは青一そのもの、切れ味も青一そのものでした。しかも非常に錆びに強い。
なるほど、AUS8がこうなってくるとたしかに後発のAUS10は立ち位置がビミョーですね。
返信削除井之口刃物のサイトを見たのですが、サイトから超硬刃シリーズの凄さが伝わって来ないのがもったいない。そこは伝えなくてもいいようなプロ向けなんですかね。
あと同じ形状で口金有り無しがあって、口金はけっこうコストがかかるんだなと思いました。