写真を趣味にしていると、キットレンズからのステップアップで単焦点はどれを買えばいいか聞かれますよね。
僕は相談されたら(換算)50mmって答えてます。
星空とか、昆虫マクロだとか、目的がはっきりしているなら、答えやすいですけど、そういう人はすでに何を使えばいいか知ってますからね。
28mm、35mm、50mm。
たぶん真ん中の35mmが一番人気で、次が28mmで、かつて標準といわれた50mmはそれほど使いやすいレンズと思われていない、と思いつつも、僕に聞いてきたのだから僕の意見として50mmと即答しています。
50mmのカメラを持ち出して、最初に気づくのは「テーブルフォトが撮りにくい」ってことかもしれません。
ちょっと立ったり、椅子を引かないと皿全体が収まらないのです。
吉野家のカウンターみたいに椅子が固定されているともうどうしようもないです。
向かい側に座った子どもをお子様ランチごと収めるのは絶望的です。
しかしですよ、その写真はたぶん記録だと思います。
感動の記録。
撮影した牛丼を自宅に帰ってからPCで仕上げていくことはないでしょう。
「感動を残すなら28mmや35mmかな」
28mm、35mmは撮りやすいです。
見た目に近いから。
観光地における展望台やホテル窓からの眺めは28mm近辺かもう少しワイドだと思います。
テーブルの上の食事を眺めているその感覚が35mm近辺かなと思ってます。
お子様ランチと子どもを同時に眺めるのは28mm。
28mmと35mmは見たまま、それゆえ、撮れた画は常に日常感に満ち溢れます。
アートは非日常的なものです。
なので35mmの日常感を残しつつ、アートに仕上げていくのは非常に難しい。
僕はそう思ってます。
もちろん見たまんまを記録していくことは価値あることです。
家族と過ごした時間、場所、旅行先の風景を見たときの感動や空気感をあとから蘇らせるのは28mmや35mmです(後述で否定しますけど)。
『単焦点レンズを搭載した大型センサーのカメラを比較してみると答えが出ている気がする』
28mm
ニコン クールピクスA
リコー GR
富士フィルム X70
35mm
富士フィルム X100
ソニー RX1
44mm
シグマ DP2
キャノンやパナソニックからは単焦点固定レンズのカメラは出ていない。
50mm近辺の固定レンズカメラを出しているのはシグマだけ。
今でこそ21mmのdp0がありますが、いつもまず44mmのdp2から出て、遅れて28mmのdp1が出るという流れでした。
まず44mmのdp2。
この事実が、50mmがどういう画角なのか、なんとなく示しているような気がします。
『50mmはアートに仕立てやすい』
単焦点という時点で、多くのことを捨てています。
捨ててまで、得られることの方を重視する。
それが単焦点レンズであり、その捨てる覚悟と言うか、その楽しさや美しさを何より重視したのがシグマのdpです。
50mmは撮った時点で、結構な割合で日常を捨てています。
アートを作る上で目に入ってくる不要な情報を捨て、見せたいものに集中させることができるから、かな。
夜景がきれいなのも、不要なものが写らないからだと思っています。
同じことを書くけれど、単焦点という時点で多くのことを捨てています。
ズームレンズだったら残せたはずの感動が残せないという場面が多々ある、ということです。
そちらを重視するなら、つまりテーブルの上の食事、向かい側の席の子ども、観光地の風景、そういった感動を残すなら、そもそもズームレンズの方がいいんじゃない?と思うわけですよ。
キャノンやパナソニックから出ている大きなセンサーの固定レンズカメラはズームレンズ搭載です。
そういう感動を残しましょうということだと思います。
じゃあ28mmとかいらないじゃん、となりそうだけど、単焦点は小さく持ち出しやすいし、焦点距離を固定されたなかで撮る行為そのものが楽しいし、意図しないものが入り込むしかない偶然が楽しかったり、まあ楽しいんですよ。
記録やアート作成とはまた違う楽しさがあるのは確か。
ただ、その楽しさは、キットレンズからステップアップの人に伝えにくいじゃないですか。
だから単焦点なら単焦点らしいもの。
わかりやすいもの。
つまりアートを撮りたいってことでしょう、と。
でもアートと言っても何撮っていいかわからないし、もしかしたら日常でも使いたいし・・・。
だったら50mmから始めるのがいいですよ、と。
換算50mmで撮ったもの、たぶん。
クロップしないことがないのでもしかしたら広角で撮ったものが混じってるかもしれません。
合成もガンガンします。
シロツメクサとかミルククラウンは、マクロレンズを持っていないので思いっきりクロップしてます。
僕は相談されたら(換算)50mmって答えてます。
星空とか、昆虫マクロだとか、目的がはっきりしているなら、答えやすいですけど、そういう人はすでに何を使えばいいか知ってますからね。
28mm、35mm、50mm。
たぶん真ん中の35mmが一番人気で、次が28mmで、かつて標準といわれた50mmはそれほど使いやすいレンズと思われていない、と思いつつも、僕に聞いてきたのだから僕の意見として50mmと即答しています。
50mmのカメラを持ち出して、最初に気づくのは「テーブルフォトが撮りにくい」ってことかもしれません。
ちょっと立ったり、椅子を引かないと皿全体が収まらないのです。
吉野家のカウンターみたいに椅子が固定されているともうどうしようもないです。
向かい側に座った子どもをお子様ランチごと収めるのは絶望的です。
しかしですよ、その写真はたぶん記録だと思います。
感動の記録。
撮影した牛丼を自宅に帰ってからPCで仕上げていくことはないでしょう。
「感動を残すなら28mmや35mmかな」
28mm、35mmは撮りやすいです。
見た目に近いから。
観光地における展望台やホテル窓からの眺めは28mm近辺かもう少しワイドだと思います。
テーブルの上の食事を眺めているその感覚が35mm近辺かなと思ってます。
お子様ランチと子どもを同時に眺めるのは28mm。
28mmと35mmは見たまま、それゆえ、撮れた画は常に日常感に満ち溢れます。
アートは非日常的なものです。
なので35mmの日常感を残しつつ、アートに仕上げていくのは非常に難しい。
僕はそう思ってます。
もちろん見たまんまを記録していくことは価値あることです。
家族と過ごした時間、場所、旅行先の風景を見たときの感動や空気感をあとから蘇らせるのは28mmや35mmです(後述で否定しますけど)。
『単焦点レンズを搭載した大型センサーのカメラを比較してみると答えが出ている気がする』
28mm
ニコン クールピクスA
リコー GR
富士フィルム X70
35mm
富士フィルム X100
ソニー RX1
44mm
シグマ DP2
キャノンやパナソニックからは単焦点固定レンズのカメラは出ていない。
50mm近辺の固定レンズカメラを出しているのはシグマだけ。
今でこそ21mmのdp0がありますが、いつもまず44mmのdp2から出て、遅れて28mmのdp1が出るという流れでした。
まず44mmのdp2。
この事実が、50mmがどういう画角なのか、なんとなく示しているような気がします。
『50mmはアートに仕立てやすい』
単焦点という時点で、多くのことを捨てています。
捨ててまで、得られることの方を重視する。
それが単焦点レンズであり、その捨てる覚悟と言うか、その楽しさや美しさを何より重視したのがシグマのdpです。
50mmは撮った時点で、結構な割合で日常を捨てています。
アートを作る上で目に入ってくる不要な情報を捨て、見せたいものに集中させることができるから、かな。
夜景がきれいなのも、不要なものが写らないからだと思っています。
同じことを書くけれど、単焦点という時点で多くのことを捨てています。
ズームレンズだったら残せたはずの感動が残せないという場面が多々ある、ということです。
そちらを重視するなら、つまりテーブルの上の食事、向かい側の席の子ども、観光地の風景、そういった感動を残すなら、そもそもズームレンズの方がいいんじゃない?と思うわけですよ。
キャノンやパナソニックから出ている大きなセンサーの固定レンズカメラはズームレンズ搭載です。
そういう感動を残しましょうということだと思います。
じゃあ28mmとかいらないじゃん、となりそうだけど、単焦点は小さく持ち出しやすいし、焦点距離を固定されたなかで撮る行為そのものが楽しいし、意図しないものが入り込むしかない偶然が楽しかったり、まあ楽しいんですよ。
記録やアート作成とはまた違う楽しさがあるのは確か。
ただ、その楽しさは、キットレンズからステップアップの人に伝えにくいじゃないですか。
だから単焦点なら単焦点らしいもの。
わかりやすいもの。
つまりアートを撮りたいってことでしょう、と。
でもアートと言っても何撮っていいかわからないし、もしかしたら日常でも使いたいし・・・。
だったら50mmから始めるのがいいですよ、と。
換算50mmで撮ったもの、たぶん。
クロップしないことがないのでもしかしたら広角で撮ったものが混じってるかもしれません。
合成もガンガンします。
シロツメクサとかミルククラウンは、マクロレンズを持っていないので思いっきりクロップしてます。
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