2016/10/02

自分の写真ライフに合ったLightroom用PCをお安く作る話。Lightroomに必要なPCのスペックって?

これが僕のPCです。
もともとマウスコンピュータのWIN7マシンで、32bit。
ケースを自作して、といっても板2枚で挟んでいるだけですが、上にミシンとかカメラを置けるようになっています。

システム用にSSDを加え、普通に使用する分にはまあ問題ないのですが、写真が趣味になってしまうとそうもいきません。

CPU:Phenom II X6 1075T(3.0GHz)
マザー:よくわかりません
メモリ:4GB(2GB×2 DDR2)
Cドライブ:SSD256
Dドライブ:HDD750GB
グラボ:GF-GT520
OS:Win8.1 64bit

正直ブラシなど編集作業はストレスありません。
ストレスなのは読み込みですね。
書き出しは、書き出し中に席を離れますw

使っていて気になるのはメモリ不足ですけど、これはLightroomよりもGIMPとかFirefoxで気になります。

それでメモリ増設のためにOSを64bitにしたものの、今さらなかなか売っていないDDR2のメモリを買い増すことには抵抗がありますし、そもそもマザーが対応しているかすらわかりません。

ということで、自分の写真ライフに合ったLightroom用PCをお安く組むことにしました。




カメラはニコンD5000、パナGX1、キャノンS90、シグマDP1x。
画素数はそれぞれ1200万、1600万、1000万、1400万相当(DP1xは465万だけど特殊な3層構造)
パナのマイクロフォーサーズはあまり画質にこだわらずにJpegで撮ってます。

現像ソフトはLightroom。

あとGIMPもよく使う。

撮影枚数は少ない。


参考にしたサイトは「5,000万画素超時代を見据えたLightroom向けPCを作る」(※1)

それと較べて、僕の写真ライフは枚数も画素数もずっと少ないので、妥協できるところを効率よく妥協して組んでいきます。



「何を妥協すると効率的なのか。」


Lightroomと必要なPCパーツについて学んだことをまとめていきます。

<LightroomにおけるCPU>

・Hyper-Threadingの効果は薄く、かえって物理コアのみの方が高速な傾向(※1)
・サムネイル作成時は、シングルコア動作(※1)

それから下のデータ。

Lightroomで100枚の書き出し(シャープネス処理ありで)にかかる時間比較です。
比較対象の「コレ」は2600Kですが、定格のデータですよね。
SandyBridge世代のi7については・・・
・Core i7 2600K 3.40GHz TDP 95W 4コア 8スレッド 品薄(約8500、旧世代だがまだ高性能)(※3)
・Core i7 2600 3.40GHz TDP 95W 4コア 8スレッド 品薄(約8300、今でも高性能)(※3)


→Lightroomにおける最新CPUと世代前CPUの性能差は、ベンチマークスコアの差ほどは開いていない印象。
→ヤフオクの流通量と価格からすると、2600K、もしくはKなしの2600でも十分じゃないかと。


<Lightroomにおけるメモリ>

・Lightroomを単体で使う場合、10,000枚のカタログを作成しても、メモリ使用量は多くても5GB程度(※1)
・8GBと16gbでは明らかに16GBの方が書き出し速度が早かったですが、16⇒32GBに増やした場合はほぼ同じ速度でした。(※2)

→レタッチ作業中は8GBで十分、たくさん書き出すときは16GB合ったほうがいい。32GBは不要。
→枚数が少ない僕には 8GBと16GBの差も感じられないかもしれない。


<LightroomにおけるSSDとHDD>

・SSD採用によるメリットはさほど大きくない(※1)
・3,000枚のデータのカタログ作成からサムネイルの原寸表示(拡大表示)までの読み込み時間は、HDDで3.9秒、SSD時で3.7秒(※1)

→意外にも処理速度的にSSD+SSDのメリットは小さく、容量と信頼性も加味するとSSD+HDDが遥かに良いと思う。
→SSD+SSD+HDDも僕にはほとんどメリットがない。


<Lightroomにおけるグラボについて>

・グラフィックカードについては、現在(2015年の記事です)のところRAW現像モジュールのみに使用されるとの事でした。 (※1)
・CPUのSkylakeもある程度の性能のGPUを内蔵しているが、検証時点でのIntelドライバではLightroomのアクセラレーションに対応していない(※1)
・GeForce GTX 960でもGTX 750 Tiでも操作感に差は感じられず、いずれのGPUでもGPUコア使用率が100%まで到達することはありませんでした。(※1)
・Lightroom 6 / CC からリアルタイムレンダリングにGPU支援が可能となりました。(※2)

→ GTX 750より下位でも良さそうだし、Lightroom3ではほとんどメリットがな差そうな気がする。
→静かなファンレスしたいかも(笑)


(まとめ)
・・・思った以上に最新高級パーツによるテクノロジーの恩恵がない印象。
とくに古いバージョンのLightroomならなおさら。
高クロックのCPUでゴリゴリやる感じ。

ということで、CPUをメインに考えるだけでいいわけで、知識のあまりない自分にも混乱なしに考えられそう。。

i7
5960X EE 2分19秒 高嶺の花すぎ
5820K   3分6秒
6700K   3分10秒 現実的なのはここより下か
4790K   3分35秒 
4790    3分49秒
2600K   3分51秒 10枚の現像ならこれでいいと思う。

これは100枚の現像(シャープネス処理あり)時間。
僕は1回10枚程度なので、これの10分の1の時間。
そう考えるとあまり差がない。


以上をふまえて、ヤフオクでパーツを探しましょう。
Core i7 2600kもしくは2600でジャンクPCを探します。


ありました。
2600、メモリ8GB、HDD1TB、OSなし、2万。
マザーボードは不明。
BIOSは動作します。

BIOSが動作するということは、CPU、マザーボード、メモリは生きています。たぶん。

HDDが死んでいたとしても、送料を考えるとバラバラで落札していくより、 PC本体のコレでいいと思います。
メモリの相性問題もありますしね。

届いたので組んでいきます。
ニコイチとか言うんですかね。
届いたPCと元のPCからパーツを寄せ集めて組んでいきます。

まず自分のSSDを繋いで起動するか。

Ubuntuは起動しました。
Win8.1はダメ。
もともとOSが壊れてるっぽい。
だましだまし使ってましたから心当たりはあります。

1TBのHDDはやはりダメでした。
異音あり、認識もしない。
元のSSDとHDDを流用。

電源は300W。
元のが400だから、400wを流用。
これは使わない。

メモリは2枚とも認識。
採用。
 
フロントにUSB4つ。
元のPCは2つだから、このパーツは採用します。

グラボは元のGT520を流用。

 残念ながらマザーは8GBまでしか認識しないのがちょっと悔しい。
でも自分の写真ライフでは16GBのメリットはあまり大きくないので、これでいいや。採用。

だいたい組み終わりました。

Ubuntuはホントにあっけないくらい問題なく起動する。
全部認識する。

一方Win8.1は修復したのちに、グラボのドライバ、無線子機のドライバとか入れる必要がある。

むしろUbuntuはなぜドライバを入れなくてもいいのかそちらの方が不思議。
嬉しい不思議。


Win8.1の方にLightroom3をインストール。
できあがり!

2万でできちゃった。

超快適。
 
CPU:Core i7 2600 (3.4GHz)
MB:FOXCONN H61MX
メモリ:8GB(4GB×2 DDR3)
Cドライブ:SSD256
Dドライブ:HDD750GB
グラボ:GF-GT520
OS:Win8.1 64bit 

こうやってみるとショボいですね…。
(マザボはCPUソケットに依存すると考えれば、)CPUとメモリ増設しただけという。
ほんとにこんなのでいいのか。

しかし記事の検証結果から考えると、せいぜい子どもの成長記録を数十枚現像する程度のフォトライフでは、これ以上パーツに金をかけてもLightroom3の快適さが目に見えて向上することはない、ということになります。
実際使っていて快適ですし。

最新のLightroomに5000万画素のカメラを使う場合は、高級パーツの恩恵がありそうですが、1200万画素とLightroom3ではこうなんです、これが正解なんです、と自分に言い聞かせる。

今後変更するとすれば、上で書いたけど、グラボはファンレスに交換するかも。


参考

(※1)5,000万画素超時代を見据えたLightroom向けPCを作る Impress連動企画
https://www.pc-koubou.jp/blog/raw.php

(※2)ぼくのかんがえたさいきょうのLightroom使用環境。
http://photo-studio9.com/strongest-lr-environment/

(※3)一昔前のデジタル世代
http://matari23.blog.fc2.com/blog-entry-1957.html