2013/09/24

まだまだ続くスピーカーづくり

釣りに行くとなんだかんだで2時間くらい家をあけるじゃないですか。
スピーカーづくりなら、子どもが泣いたら手を止めればいいだけですから、都合のいい趣味を見つけたものですw
窓際の緑のスピーカーは少し手を加えて、お椀ファンネルの2段重ねになりました。

上の段は内径4mmφダクトが2本。
下の段は4本。
玉ウキをとって、上下どちらにもボルテックスジェネレーターを入れました。

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音は低音が下がり、音圧も向上。
よく締まった低音で、解像感も向上。
中高音は、少し詰まったような、狭いよーといった感じの音。

今まで4本のダクトから排出されていた空気が、2本になったせいなのか、お椀が一個増えて容積がその分減ったせいなのか、よくわかりません。

ゆとりのある中高音をとるか、締まって低くて高圧の低音をとるか。

全体の解像度の高い後者をとることにしました。


あとですね、 スピーカーの位置も変更。
音うんぬんではなく、窓際は熱くなるから。

ポリプロピレンがふにゃふにゃになっちゃうw

今のところ緑のたまご型はこんな状態。
いい音ですよ。


 それからロジクールのZ120BWというスピーカー。

小さくて安いわりにいいという評判で買ったけど、 音楽を聞くうえでの最低水準に全く届いていないので、苦しくて聞けずに放置してました。
低音が全く聞こえないわけではないのですが、主張すべき音が微かに聞こえる程度、というのはキツイですね。

1000円くらいで買うのであれば、これなんかはよさそうですね。
パッシブラジエーターはなんだかんだで有効です。

さて、放置されてたスピーカーなので壊れても惜しくありません。

このラインを巻いておくところの真ん中の窪み、これを利用したいですね。

バスレフダクトを挿入するための穴を真ん中に開けました...が、すぐにマグネットにぶつかってしまう。
予想はしてましたけどw


 しょうがないので、ペンチでバキッととりました。

 右上に5mmの穴を開けて、長さ3cmアルミ管を挿入。

こちらは十分な深さがあって、無事に挿入できました。



さらにこういうところがスカスカだったから、ちゃんと密封。

音はバスレフのおかげで少し低音が強調されるようになりました。
といっても、音楽を聞けるほどでないですけどね。

それでもこの小ささは魅力ですし、人の声はよく聞こえるのでポッドキャストにでも使っていこうかなと。




2013/09/15

ハイパーレゾネーターを自作する

すっかりスピーカーの人になっている管理人です。
出来上がったスピーカー、外から見るとこんな感じでなかなか目立ちます。


音も鳴らすたびにどんどん良くなってきています。
ただ、低いどこかの周波数でボーンという嫌な共鳴があります。

以前も書いたのですが、この器の中で起こっているはずなので、これを開けてボルテックスジェネレーターを入れたいです。
ただ、接着剤でガッツリ止めているのでなかなかふみきれません。

 その前にやりたいことがあるので、そっちを先にやります。


 これ、BOSEのM2かM3。
エンクロージャー後方にスリットが入っていて、そこに向かい合わせでパッシブ・ラジエーターが入っています。
ハイパーレゾネーターというシステム。
これがどうやらサイズを超えた重低音になっているらしいのですが、これがやりたいことです。

M2、M3は5cmのユニットを使用しているのに対し、僕はこれを8cmにして、エンクロージャーのサイズも大きく余裕のあるスピーカにしてみたいのです。


パッシブラジエーターは、専用のものでなくても、普通のスピーカーユニットでいいらしいので、秋月電子で2個500円のF77G98-6を4セット買いました。
爽快な光景w
FostexのP800も混じってますね。



激安ユニットをパッシブ・ラジエーターとして、こうして向い合せでセットします。

という予定でしたが、板は一枚でいいような気がしてこんな風にしました。
板厚は9mm
この隙間からむせるほどの重低音が飛び出してくる予定。

それを側面板にとりつけて、、、

このようなセッティングになります。
やく1cmのスリットが入っています。


メインのユニットはTangbandのW3-881sjf。
間に振動吸収材を挟んでタイムドメイン風にしてます。

W3-881sjfの前にP800でも鳴らしてみたのですが、どうもしょぼいです。
たぶん上手な人が上手に仕上げたエンクロージャーであれば上手くいいところを引き出せるんだと思いますが、僕みたいな素人になると、安い奴は安い音しか出ません。

さて、 W3-881sjfで鳴らしてみた結果ですが、問題の低音は音圧が気持ちいい。
でも重低音というにはまだまだですね。

低音のキレはファンネルダクトバスレフに比べると落ちます。
低音が団子のようになっています。
ただ、バスレフっぽい抜ける音がないので、もうちょっと調整すれば、はっきりしてくるかもしれません。
団子っぽさはどこから来るんですかね。
もうちょっとパッシブラジエーターの間隙を大きくすればいいのかな。

それから気になるのが、MDFの紙っぽさ。
紙っぽいというのは、なんというか、とにかく紙っぽい音なんですよ。
グリーンの卵型にくらべると、艶がない、華がない。
サイズも、四角いせいか大きく見えてしまいます。
内容積はグリーンの半分ほどなんですけどね。

でもまあ、紙っぽさは内側外側を塗装なりでコーティングすれば解決すると思いますけど。
内側は塗料ではなく、シリコンで塗ってみたいなと思ってます。

その2に続きます↓

      その2に続く

2013/09/09

かなりちゃんとしたスピーカーができた

リビングの窓辺に自作のスピーカーをセッティング。

いいですね。

形は奇抜ですが植物と並んでいい感じで馴染んでいます。
もう一回り小さくても良かったかな。

ちょっとしたことからスピーカーを作りたくなって、試行錯誤で使えるレベルまで来たので記録です。

使えるレベルというのは、15年くらい使ったローランドの2wayステレオモニタを越えるくらいの音ということです。

専門用語ばかりなのでつまらないかもしれないけれど、記録ですからw

僕は突発性難聴でかなり左の聴力が落ちて、しかも音がひび割れて聞こえるという症状だったので音楽はおろか音という音を聞きたくない状態が続いてたんですね。

まだ起きている間は常に耳鳴りがありますが、2年くらいかけて聴力自体は全く問題ないところ(30代の標準まで)きて、いい音はいい音として感じられます。
音楽が心地よいところまで回復したわけです。


 まずは箱、エンクロージャーですね。

塩ビ管や箱型だと定在波、筒臭い音になるのでそれを軽減するためにいろいろ苦労するらしいので、最初から定在波が少ないとされるたまご型を目指します。

ネットの情報のおかげで近道できますね。


でも基本的にそんな都合よく大きなたまご型ケースなんてないですよね。

ネットでいろいろ探したところ、たぶんこのクッキングボウルがいいような気がして、届いてみたらホントに良かったです。
アトミコのクッキングボウル、23cm

大きい方が低音が出やすいので一番大きいのを。

このクッキングボウルは最近ニトリとかヨークベニマルでも見かけますね。

100均のボウルとちがって、厚みがあって箱鳴りも軽減できそう。


次はスピーカーのタイプを決めます。

どういう方式で低音を出すか、と言い換えてもいいかもしれません。

一般的かつ簡単なのはバスレフ型ですが、簡単なのですぐに試したところ、やはりバスレフの音です。
ドン、となって欲しいところが、ドフゥと空気が抜ける音が気になります。
それが好きならそれを採用するだけなのですが、僕はもうちょっと締まった綺麗な音が欲しいので、いろいろ調べたところ、ファンネルダクト方式というのがありました。

考案したかたのブログがあるのですが、 探究心とか合理的な思考とか実現する技術力とかに敬意を払いたくなるような方です。

そのファンネルダクト方式を自分なりにアレンジしたのが、このお椀に4本のアルミ管を突き刺した方法です。

4本というのはJSP方式から持ってきたのですが、もしかしたらオリジナルのような2本でも良かったかもしれません。

普通のファンネルに2本差したものよりは、このお椀のほうが音の締りがよかったので採用したわけですが、ファンネルとお椀の素材の差かもしれませんし、形状の差かもしれません。 

ちなみにファンネルダクトバスレフ方式は低音をさらに下げるというよりは、低音の解像度を増すような働きになります。
音楽として成り立つ範囲の低音が出せて、「きれいな音」であるというのが特徴です。
僕が試した限りでは、いわゆる低音というのであれば、普通のバスレフの方が低いと思います。

 さて、アルミ管は内径4mm、外形5mm、長さは4cm。

 真ん中の玉ウキは、視聴した時に、お椀の底の平らな部分で定在波ができているような音がしたので、波を崩すために装着しました。
これだけでも結構な効果があります。
参考にしたブログによると、定在波防止のための吸音材は音を痩せさせるのでダメらしいです。(試行錯誤の段階でその痩せた音が出てきます)

 これはウキがついてない状態ですが、アトミコクッキングボウルを2つ重ねるためのゴムを内側のフチに1週貼り付けた所です。

 これはコルクシートを内側に張っているところですが、まったく良くなくて結局全部剥がしました。
アクリル板でスピーカーをつくっているメーカーがあって、そこで採用されている方法でしたけど、はっきり言って吸音材を入れたみたいに、元気が無い音になります。

スピーカーユニットはTangbandのW3-881SJF。
安いけれど低音から高音までフラットに出ていて、それほど解像度は高くないのですが音のまとまりというか仕上げ方が上手いせいで細かいところまで疲れずに聞こえます。

 採用できそうなところはどんどん試します。
ユニットとバッフル(エンクロージャーのユニット面)の間には、振動吸収材を入れます。
タイムドメイン方式というらしいですが、これはもう全てのスピーカーに標準搭載されるべきじゃないかと思うくらい効果的です。
音が細やかで濁りがなくスピード感があります。

 1本足方式は完全にデザインからですけど、音にも悪くない気がします。

台はMDF板を使っています。
デザイン的にあと一歩なのでいずれ交換ですね。




アンプは安い中華デジタルアンプ
素直で良い音で、マンションで聞く上でこれ以上望みようがありません。

iPhoneを使って簡易測定したところ、100hzから12khzまではほぼフラット、16.5khzでちょっと落ちて、20はほとんどダメ。低音は80hzでちょっと落ちて、それより下はほとんどダメ。
音楽を聞く上で必要なところはだいたい出ていますし、何よりもこれまで使っていたローランドのスピーカーよりも遥かに素直でいい音なのでかなり満足しています。

ルックスも含めて素敵なスピーカーになりました。

今後、内側に金属板を張ったりとか、お椀の内側に定在波防止の何かを入れたりとかするかもしれませんが、とりあえずこれで完成です。